広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.07(Vol.67) 自由通路の巨大屋根
今回も新幹線口屋上駐車場から、駅舎の全体の様子をご紹介します。
改めて考えると、この下に電車が通っているのが信じられないです。
自由通路の屋根は前回よりも大きさを増し、より通路らしくなってきました。
クレーンの袂にはすでに次の構体が準備されています。
作業に当たる人の大きさを比べても、かなり大きく高い天井になることが分かります。
暑い中頭が下がります。最後まで無事故でお願い致します。
片流れの大屋根の「庇」の部分。
ここがすべてガラス張りになると思うと…。
上の画像で言うと一番奥に当たります、1番のりばの上空に移動しました。
新コンコースから。
屋根の一部が見えています。
正面に見える橋が自由通路で、1番のりばの上空から南口1階にかけて大きな階段で地上に降りる構造になります。
大階段の様子。
階段上空にスラブデッキが設置され屋根ができました。
一部天窓のようになっている部分がありますが、最終的には塞がれそうです。
真下にはこのように地下通路に連絡する階段が残されています。
少しわかりづらいですが、橋上駅舎の橋脚でかなりスペースを取られており階段部分がかなり狭くなっています。
7・9番のりばです。
ホーム上部の化粧板を取り付けるための準備が進んでいます。
4・5番のりばでも。
以前紹介したように、橋上駅舎の端よりかなり手前で終わってしまいます。
端まで綺麗にしてくれれば良かったのに…。
せめて非美装化部分は高い天井を活かして閉塞感を和らげる明るい仕上げにしてほしいです。
ホーム舗装もアスファルトではなく樹脂モルタルのタイルになればよいのですが。
最後に、撮影時の一幕。
昼間はほとんどの車両が新型の227系「レッドウィング」に置き換えられており、その数に毎回驚かされます。
広島駅自由通路は2017年度に開通する予定です。
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【Flickr】:2016/08 広島駅改良工事