広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。
10月に入ってしまいましたが、9月に撮影した状況を紹介します。
まずは完成時の中央改札口になるあたりから。
柵内コンコースから改札を経て自由通路に至る部分。
改札レーンの上部には、この駅のアイデンティティー、折り鶴の「折」のオブジェが設けられています。
北口の新しい階段にも見られるこの形、純粋に綺麗ですよね。
7・9番のりば以外でも、新築部分のホーム上屋の設置が始まりました。
橋上駅舎の端まで化粧板は設置されませんが、1日のうちのほとんどは6両以下での運転なので仕方ないとしましょう。
化粧板が取り付けられる部分だけでいいので、ホームの床は関西のアーバンネットワーク駅のようなタイル敷にしていただくよう是非ともお願いしたいです。
工事が最も先行する7・9番のりばへ。
天井の化粧板が取り付けられない部分に、新しい駅名標とホーム番線表示が設置されていました。
「9」の番線表示は、これまで先行部分の西側でも設置されなかった初めてのタイプとなるものです。
化粧板の設置状況はこの通り。
西側と同じ雰囲気になりつつあります。
このホームから9番線より外の作業ヤードで見つけたもの。
自由通路の巨大上屋となる鉄骨ですね。
これからクレーンで揚重されるようでした。
移動して、その自由通路部分を屋上駐車場から見下ろします。
前回に比べてかなり屋根の面積が大きくなりましたね。
駅舎上にいるクレーンが窮屈そうになってきました。
広島駅南北自由通路は2017年度の開通予定です。
おまけです。
カープのリーグ優勝を記念して、広島駅の南口1階改札機が「赤く」なりました。
まるでJR九州?
いやいや、良い取り組みだと思います。
フラップには、カープグッズをまとった「イコちゃん」と、JRの制服を来た「カープ坊や」がいるのも可愛らしいです。
日本シリーズが行われる11月まで実施されます。
CS突破、日本一まで頑張って欲しいですね。