4月に入った二葉の里地区の様子です。
土地区画整理事業の事業期間だった平成22年度~平成25年度を過ぎました。
二葉の里地区は大規模未利用地だった14haの国有地を売却し、広島の玄関口としてふさわしいまちづくりができるよう区画整理が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:二葉の里土地区画整理事業
前回2月の様子はこちら。
二葉の里土地区画整理事業 2014.02(Vol.14) 完了間近!鉄道病院予定地は解体。
まずは前回と同様広島駅付近の道路拡幅の状況です。
交差点に面するJR西日本広島支社前が大きく拡幅し供用を開始していました!
かなり広くなったこの付近ですが、最終的には10車線化される予定です。
ただ、部分的にはまだポールが立てられていたりして一部封鎖されています。
中央分離帯はすでに整備されました。
一つ奥の交差点でこちらに向かってくる車線の右折レーンの一つがポールで潰されています。(右折レーンは2レーンあります)
ここは現状ではバスとマイカーが広島駅のロータリーに入るための右折レーンなのですが、北口広場の再整備が完了するまではこのように閉鎖したままにするようです。
今後行われる再整備によってバスとタクシーはここから右折してロータリーに入ることになります。
マイカーは手前の交差点から入ります。おそらくこちらも2車線分右折レーンが設けられるのではないかと思います。
(参考画像)
手前の若草町側もまだ一部が封鎖されたままなので、この交差点で東方面の車はおよそ2車線分もずれています。
こちらは以前までは完全に歩道の一部としてブロックなどで分離されていましたが、それらは撤去されているのでもうしばらくすると完全に広がるのではないかと思います。
画像は若草地区再開発で整備されたデッキから撮影していますが、振り返って東側曙方面がこちら。
若草町再開発の完了後から長い間暫定的な車線のままでしたが、ようやく本来の姿になりますね。
移動してタクシー専用の右折レーン付近。(再整備後はマイカー専用)
こちらはもう少しすれば撤去されるのでしょうかね。
一つ西側の交差点。現状ではバス・マイカーの右折レーン付近です。
上の画像でも少し写っている通り、JR西日本広島支社前の歩道も完全に整備されました。
敷地を削って、さらには支社ビルの西側も一部切り取って今に至りますから雰囲気もかなり変わりましたね。
この支社ビルの西側は現在一般競争入札にかけられている国有地約1.5haです。
前回はまだ雑然として状態でしたが、区画整理によって綺麗に整えられましたね。
2枚目の画像で一部電線が残っていますが、ここは下水道工事のためもうしばらくこの状態のようです。
この下水道工事の現場が面する駅西高架北交差点です。
シールドマシンの立坑があった場所ですが、まだ歩道までフェンスで塞がれた状態で歩行者はすぐ北側の迂回路を通ることになります。
工事の完了とともに電線地中化が行われるのだと思います。
同じ交差点の北側二葉山方面です。
広島高速5号線の出入口がここに出来る予定です。
先月まではころころ車線が変更されていましたが、高速道路の開通まではこれで落ち着くようですね。
高速5号線出入口となるスロープです。
スロープとなる斜面がジワジワと出来てきていますね。
広島高速5号線温品JCT~広島駅北口間は今年度本格的に出入口の造成に着手します。
話はそれますが、5号線のトンネルの反対側である中山地区にも今度近い内に足を運んでみようと思います。
こちらは3街区、高精度放射線治療センター・地域医療総合支援センター合同施設の様子。
クレーンやパイルドライバの姿がほとんど無くなりました。
基礎工事はもうおおかた完了したのでしょうか。2015年7月の竣工予定です。
今回は以上です。
一応「二葉の里地区土地区画整理事業」は完了したので(工期的に)、このタイトルで記事を書くのはこれが最後になります。
次回からは二葉の里地区内の個別の事業ごとに記事にしていく予定です。
一つ事業の区切りを迎え、再開発の完了に一歩近づきました。
3、4街区ではすでに医療施設の建設が進められています。5街区も含めて今後の変化がますます楽しみです。
5街区1.5haの国有地は今年5月にも売却先や事業内容が決定します。
複数企業が注目。二葉の里5街区の企画提案が明日締め切り
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