駅前大橋線、環状ルート採用でまもなく決着か

広島市の松井市長は電停の廃止か否かで協議を続けていた路面電車の駅前大橋線に関して、
「循環ルート案で地元の理解は得られた」とし今年度のできるだけ早い時期に基本方針を決める意向を示しました。
 
【中国新聞】:駅前大橋線 「地元は理解」
20140523hiroden_chugoku-np.jpg
(2014年5月23日付 中国新聞朝刊紙面より)
 
コメントでも教えて頂いていました。ありがとうございます。
なんとか的場町交差点の改良による環状ルートを設定することによって、実現に向かいそうです。
 
ところで少し気になる情報がありました。
地元説明会の中で住民側から市に対して、“京橋町電停の設置”の要望があったようです。
ヒロさんのブログのたく さんによるコメントを拝見しました。(すみません。勝手に紹介させていただきました。)
【広島都市圏の交通問題について(ヒロさんのblog)】:路面公共交通高度化の課題 1
 
本文も是非読んでみてください。深い考察で私より遥かに説得力があります。
 
以前も少し書いた気がしますが、電停廃止の妥協案として広島駅~稲荷町の間に電停が設置されるのを恐れています。
広島駅への高架乗り入れと、広島駅~稲荷町間には電停を設置しないこと。
これだけは決して譲れません。

 
言うまでもありませんが、駅前大橋線は”遠回り状態のルートを解消し広島駅から中心部までの所要時間の短縮に繋げること”
これが目的です。
駅周辺は再開発が活発化し、中心部が衰退しないためにも今まで以上に「街と駅」の連携は重要になります。
実際の時間はもちろん、スムーズな運行による心理的な距離を縮めないといけません。
京橋町というのなら広島駅からは余裕で徒歩圏内。京橋町電停など全く必要ありません。
 
松井市長の言葉から、駅前大橋線の結論が出されるものまもなくではないかと思います。
注目したいですね。


 

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