日付が変わり11月2日を迎えました。
JR広島駅では今日の始発から新しい跨線橋の利用を開始します。
これまで約40年にわたって利用されてきた旧跨線橋は、1日土曜日の終電をもってその歴史に幕を閉じました。
もちろん私も“渡り納め”をしてきました。
新跨線橋開業前の最後のレポートも兼ねた、1日土曜日の広島駅の様子です。
広島橋上駅新築他工事 2014.10(Vol.44) ラインカラー採用の駅名標
南口駅ビル「ASSE」改札口前から、現在の跨線橋を撮っています。
いよいよ最後ですね。
跨線橋を南口の方へ進んだ突き当たりとなる、駅ビル改札口です。
もちろんこの改札口の使用も1日まで。
南口(1番のりば)へ降りる広い階段。
少し年季の入った梁や壁、大きな広告看板、エスカレーターの青い手すり、
個人的にはこの風景が一番印象深いですね。全てが見慣れたおなじみの広島駅でした。
おなじみといえば跨線橋の新幹線口側で行われていたマツダ車の展示。
奥が跨線橋南口方向です。
「移設準備中」との張り紙が貼られ、ついこの前まで展示されていた「デミオ」が姿を消しています。
新しい跨線橋へ移設されるようです。
撮影している場所は自由通路の建設工事のため閉鎖される区画となります。
さて、もう少しで一般開放となるわけですが、ホーム上新跨線橋切り替えの準備が進んでいます。
8番のりばを除く全てののりばで、列車の停止位置が西側横川方面へ移動します。
車両の先端側の現在の跨線橋付近では、ミラーの設置準備や乗車位置案内装置の設置が進んでいました。
4・5番のりばでは停止位置変更を控え、立ち入り禁止区域が無くなりました。
こちら側はまだ古い駅名票ですね。
当然ながら撮影時点ではここへ電車は止まらないので、ひっそりとしています。
ホームの一番端まで行けるようになりました。2年ぶりにこちら側へ足を踏み入れます。
ホームは嵩上げの上、新たにアスファルトで舗装し直されています。
点字ブロックや端の赤い線のおかげで、かなりくっきり・はっきり認識できます。コントラストが高いといいますか。
ホーム中央部を確認するカメラのモニターも新たに設置されていますね。
1番のりばです。
1日から出口改札が、現行の入り口改札の隣(横川駅側)に移設されました。
工事中は左上にかかっている「出口(南口)」の看板から右側は一切立ち入ることができませんでした。
発車標の前から。
これまでこちらの状況を楽しみに撮影してきました。(画像)
こんなことになっていたのですね。
出口改札横から新跨線橋への階段付近を。
地下柵内通路の1番のりば西側階段が開放されました。
どこの駅かわからなくなるくらい綺麗です。
横に長い案内板の底面には、以前も紹介したようにLEDが一列に埋め込まれています。
それによって階段の上部が明るく照らされてなんとも言えない高級感を演出しています。
階段のステップや壁面は一新され非常に綺麗に明るくなりました。
階段からのりばを見上げました。
見えている天井の範囲ほとんどが新しく建設した跨線橋です。
こちらには他ののりばのような白い化粧板は取り付けられず、梁やスラブがむき出しになっています。(細長い照明は他ののりば同様LEDです。)
それでも以前までの面影は全く無いですね。
階段を降りたところです。
この地下通路は2日から、閉鎖されている左側の通路に切り替わります。
のりばの案内が新しい黒いものになっていますね。一部ですが天井も新しいものに変わりました。もちろんこちらもLED照明のようです。
通路そのものはそこまで手は加えられず、劇的に印象が変わった様子はありませんでした。
今回は以上です。
あと数時間でこれらのエリアは全て開放されるので、この記事に意味があるのかどうか分かりませんが一応記録として残すことにしました。
ありがとう、跨線橋。