コメントで教えていただきました。
遅くなりましたが、ありがとうございます。
広島駅から岩国方面へ3駅、将来アストラムラインの延伸先となるJR西広島駅の周辺で、
市街地再開発計画が始動したことが分かりました。
地権者らにより3月末に再開発準備組合が設立され、
「ひろでん会館」など一帯を解体し100m超えのタワーマンションや商業施設を整備することで一致した模様です。
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【日刊建設工業新聞】:西広島駅西地区再開発(広島市西区)/準備組合が発足/18年度の都市計画決定めざす
【中国新聞】:JR西広島駅前に高層ビル構想
(上記中国新聞ウェブサイトより)
広電の宮島線が市内直通運転を始めたことや、商工センターにアルパークが開業したこと等々重なり、今回の対象地、広電西広島駅を中心とした一帯の賑わいは大きく失われていました。
中国新聞の記事にもある通り、広島市で進められているアストラムラインの西風新都線整備や
それに伴う北口の区画整理、交通結節点としてJR西広島駅の橋上化や南口駅前広場の整備が計画されていることが追い風となっているようですね。
なかなかこのブログでは紹介していませんでしたが、広島市はこのところJR西広島駅整備に関する予算を毎年計上しています。
【広島市/平成29年度当初予算】:資料3(P107~P141):当初予算主要事業(建設関係)(443KB)(PDF文書)
計画する区画は、JR山陽線と宮島街道に挟まれた約1.9haで、
スーパーの「マダムジョイ」などが入る広電会館や己斐中央商店街などが含まれます。
安定した収益を確保しやすいマンションはやはり欠かせず、高さ100m級のマンションの建設を想定します。
その他、交通の要衝となることを活かし商業施設や公共施設に加え、コンベンション機能や業務系機能を持たせることも考えられているようです。個人的にはアストラムラインの延伸には疑問は残りますが、
一つの大きな結節点であるJR西広島駅とその周辺が現状のままで良いはずもなく
今回の再開発構想も応援したいですね。広島駅までJRで3駅10分程度。
都心部にもほど近く公共交通1本でアクセスすることも可能。
駅周辺の平地部への都市型住宅というのはまだまだ需要があると思います。
通勤者が増えれば広島電鉄の本線(広電西広島~紙屋町・八丁堀)の改良にも弾みが付きます。
先週になりますが、現地の様子を見てきました。
JR西広島駅の駅舎とその付近。2枚目の正面に見えるビルが「広電会館」ですね。
広電と乗り換える客はこの細くてデコボコな道を進みます。
JR西広島駅も今まできちんと写真に記録していなかったので撮影してきました。別記事で改めてまとめます。
広電会館に突き当り、再開発エリアに沿って右に曲がりました。
1枚目の奥が広電会館。このあたり一帯が再開発区画です。
2枚目は広電西広島駅の南側を宮島街道へ横切る踏切。冒頭に掲載した地図を参照いただければ分かりますが、この路地が一つの境界になっています。
さらに西広島駅とは反対方向、西側へ進みました。
西側は、この市道を挟んで左の線路側が対象区域です。
比較的新しい医療系の専門学校が建っていますがどのようになるのでしょうか。
大きく移動して、平和大通りから宮島街道へ90度に折れる「西広島駅前交差点」から。
真正面に「広電会館」を収めた構図です。
現状ではお世辞にも賑わっているとは言えず、寂れた印象です。
宮島街道を進みます。
広島市信用組合のビルがありますが、対象区域には含まれていません。
広電西広島駅と宮島街道の間には商店が並びますが、大半のお店は閉まっている、いわゆるシャッター通りです。
先程も書きましたが結節点として人々が集まるポテンシャルはやニーズはあると思うのですがね。
再開発ではまず、街道南側区画などへの波及の期待も込めて、
宮島街道~広電西広島駅~JR西広島駅の間をそれぞれスムーズに行き来できるようにしてほしいですね。
現状では広電西広島駅南側への入口は非常に分かりづらく、JR西広島駅へも遠回りしなければなりません。
解決策としてはやはり、2階デッキレベルへの動線の移動だと思います。
アストラムラインも将来乗り入れることもあるので、
JR西広島駅の自由通路から広電会館、宮島街道まで繋がるペデストリアンデッキを整備し、
それを中心に動線を考えるのが理想的だと思います。
広電会館には商業施設や業務機能を持つ複合棟を、
山陽線の線路側の区域に分譲マンションを核として医療系や業務機能が入居する高層棟を整備する
のはどうでしょう。
2001年に広電西広島駅は、大屋根を持つ非常に特徴的な駅舎に生まれ変わりました。
街づくりもようやく相応しい形に追いつく事を期待したいです。
再開発組合は2018年度の都市計画決定、2022年度の完成を目指します。
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3つの西広島駅とひろでん会館が統合されるのなら、それは良いですね。
中心となるJR西広島橋上駅、その北側に広島高速交通西広島駅(同じ建物内?)、
南側にひろでん会館と広電西広島駅。駅の出入り口が分かり易く、乗り換えがスムーズにいけることでしょう。
アストラムラインの駅舎は北側ではなく、南口広場側にできる、という記事が少し前の広島経済レポートにありましたよ。現時点の報道ですから変わるかもしれませんが。
毎日の更新、お疲れ様です。
私が広島に住んでいた子どもの頃、当時は
ナタリーや宮島、チチヤスパークなどに行く
のがとても大好きであり楽しみでしたので、
西広島(己斐)駅前から電車やバスを使って
行くのが定番でした。
当時と今とでは街並みに変化がないのが、
その周辺の状況を端的に物語っています。
ここに来てようやく再開発の話が登場し、
広島の副都心としてのたたずまいに変化を
するきざしが出て来たことは大変嬉しくも
あり、ぜひ駅の東側にも再開発エリアが
拡大してくれないかと期待します。
アストラムの延伸計画が契機となりましたが、
こちらもぜひ平和大通りを地上で東進して
袋町を結んでくれたら、環状線が完成し
そうですし、広電の線路も江波線まで直進
して、西広島駅での結節をスムーズにする
ことが、副都心化を成功させるキモだと
思います。駅を出たら100m級が両サイド
に建っていたら、かっこいいですよね。
西区の中心としての発展の余地は大きいと
思います。(元西区住民)
有難うございます。地図でまとめると、かなり広い範囲ですね。広島駅前みたいにゴネて何十年という流れでなければいいのですが…
アストラムラインを延伸する場合、JR西広島駅と広電西広島駅の上に直交するような形で高架駅を築造し、そのサイドにペデストリアンデッキを設けてJR↔アストラムライン↔広電を直接接続できる形にすれば理想的ですかね。
広電ビルも老朽化が進んでいますし、西広島駅も同様。
耐震工事などを行うよりは解体して建て替えたほうが賢明でしょう。
再開発を行うついでにあの辺の曲がりくねって見通しの効かない細い路地も敷設し直して欲しいものです。
場所的には便利なところなので、再開発によって魅力がアップすればいいですね。
アストラムと広電って軌道を共用出来ないのかな?軌道のうえをバスが走るようなものだから、技術的には不可能じゃないだろう。
可能ならば西広島から高架でアストラムと広電の共用軌道を平和大通りを東に延伸。
小網町で地上にに降りて、広電は江波線に合流。
アストラムは地下に入り平和公園を経て白神社で鯉城通りに接続。
メリット
・途中まで広電軌道跡を利用出来るので用地取得が容易
・設備を併用するので、建設費、維持費が両社で折半できる
・広電の西広島から都心部までの所要時間が短縮できるので、広電とアストラム両立ができる。
・地下部分的を最低限に抑えられ工費の節約になる。
・西広島を起点として、広島駅方面、紙屋町方面、平和公園方面と、
都心部の三方向へのアクセス路線ができる。
素人考えだけど、実現してほしい。
鉄道と新交通システムは、路面だけ見れば共用出来そうですが、台車とタイヤの違いで旋回半径や内輪差の違いが出ると思います。
あと、アストラムの架線が広電では車体接触する可能性も有ります。
西広島駅界隈は、アストラムの延伸問題を引きずっていため、
西広島駅の改修も含めて
再開発をしたくても、なかなか再開発ができない地域であったと
記憶しています。
その間に、横川駅周辺の再開発および広電7号線の新設などが
進んでしまったため、
西広島駅界隈は広島市西部の玄関口としての地位が下がってしまいました。
JRの利用者も少しづつ減っていたので、個人的には
昔と比べると寂れたなぁという印象を持っている地区でした。
西広島駅周辺は、アストラムラインの延伸問題が決着したため、
やっとこさ大規模な再開発ができるようになったと言えるかもしれません。
横川駅界隈に流れてしまった人の流れを戻すのは、難しいかもしれませんが、
JR、広島電鉄宮島線、中心部行きバスの乗り換え地点としての
ポテンシャルはあるわけですから、また賑わいを取り戻してほしいと思います。
できれば呼び名も己斐駅に戻って欲しいなぁ
西◯◯とか◯◯広島とか新◯◯とか
何かに付随する様な名ではなくそれぞれが違った存在であってほしい
区の名前も
大賛成です。
せっかくの古くからの地名、他の駅と違い「己斐」と言う名前を名乗ることで不利になる地域があるわけでもないですから。
「ズッコケ三人組」の町が「西広島」より「己斐の町」の方がいいに決まっていると思います。
ゴムタイヤと鉄レールの相互乗り入れは札幌でも計画されていましたが、
開発費が数百億から1千億程かかることから中止されたそうですよ。
商業施設というのがどんなものになるんでしょうね。
単線アストラムで西広島止まりにはあまり期待できそうにないですが。
将来の西広島から本通駅までの延伸を考慮するなら単線ではなく、複線で建設する方が良いと思います。それか、延伸が決まれば複線に改良できるように。みなさんどう思いますか?
>>ひろしさん
おっしゃる通り、私も複線で通した方が良いに決まっていると思います。まぁ、その前にアストラム西風新都線の計画自体ははっきり言って必要ないとは思いますが。
西広島~本通までの区間ならいると思います。
まぁ、本音はちゃんとした地下鉄がいいと思いますが、なかなか難しいと思うので。
アストラムとしては早く不採算路線の長楽寺以遠を収益出るように将来本通りに向けて西広島に下ろしたいのでしょうが、確かに単線で複線化できない構造にすると将来遺恨を残しそうですね。
できる事なら複線化できる構造で建設される事がベストですね。
うろ覚えですが、中通り商店街の店舗群は市営店舗で老朽化と将来の再開発を理由として新規テナントの募集をしていなかったような。
アストラム延伸が原因で己斐駅周辺の再開発は身動きできない状況が続いていたので、
延伸の決定で再開発の話が具体的に出てきたことは素直に歓迎できます。
狭隘地域と化している己斐駅北口の己斐中1丁目(己斐公民館周辺)エリアの区画整理事業も早期に本格化してくれると良いのですが。
>>チャポさん
同感です。
新宿、池袋、渋谷、品川、上野、梅田、難波、天王寺、栄、金山、千種、博多、天神、大通、
などなど・・・
より規模の大きい都市ほど、都市の中の地名を拠点駅の駅名として 堂々と そのまま使っている
傾向にあります。
逆に、東室蘭、東能代、東萩、鹿児島中央、など、
都市名に方角等を付け加えたものを拠点駅の駅名に使っているのは
より規模の小さい都市で多く見られる現象です。
確かに 新幹線開業以前は 西広島にも一部の特急や急行が停車していた為、
〝西広島〟を名乗る必要性は あったのかもしれませんが、今では その必要性もありません。
これを機に、駅名を「己斐」に戻すか、或いは「花山」にしたらいいと思います。
どうしても「西広島」に拘るというなら せめて「西広」か「西廣」にして欲しいです。
それと「広島港」も「宇品」に戻して欲しいですね。
地域には必要ないと思います。
高層ビルのおかげで治安や車も多くなり整備されてない己斐では、単に地権者のためにすぎず、やめてほしい。
広島駅開発はカープでの賑わいにすぎず、実際には意味ない税金の無駄使いにすぎない。
西広島より上、己斐上、五月ヶ丘、西風新都に住んでる人は車持ちも多いので、実は公共の交通機関より、車道がどのように整備されるのかが一番気になっている人が多い。
現状では、古い己斐橋のほうまで行かなくてはいけない為、例えば観音方面、平和公園方面に行くには遠回りになっています。
駅の北側から南側、平和大通り又は宮島街道に抜ける道を希望してる人が多いにで実現してほしい。
アストラムの延伸計画って10年ぐらい前からあったような?
やっと決まったんですね。嬉しい。
アストラムラインが通るならそれに伴った商店街の発展がないと