広島市中心部では現在、需要がありながら不足状態だったホテルの建設が加速しています。
中でも中区八丁堀地区では、路面電車白島線が通る白島通りの沿線に3棟別々のホテルが建設中です。
位置と規模と竣工時期が近いこの3棟、まとめて状況を見てきました。
前回、今年1月の状況はこちら。
最初は、福屋百貨店やヤマダ電機LABIが面する八丁堀交差点に最も近いこちらから。
カンデオホテルズ広島八丁堀
【公式/カンデオホテルズ】:総客室数183室「カンデオホテルズ広島八丁堀」 2017年冬グランドオープン(pdf)
JR西日本の不動産部門とサンケイビルが共同で開発するプロジェクトです。
ビルの名称は「広島八丁堀NKビル」となります。
14階建て・183室備え、最上階には展望露天風呂も設けられます。
この通り外観はほぼ最上階まで建ちあがり、ビルが立ち並ぶ白島通りに溶け込んでいました。
裏側にあたる、西面の様子。
搬入口や駐車場が設けられるものと思われます。
今年2017年冬の開業予定です。
続いてはカンデオホテル建設地からおよそ100m北側。
(仮称)ホテルビスタ広島
【公式/新規開業予定】:(仮称)ホテルビスタ広島(PDF)
こちらはホテルビスタマネジメントと、地元不動産会社のマリモが共同で開発するホテルです。
南西側から。
矢板の打ち込みが行われており、基礎工事が本格化していました。
14階建て・228室のこのホテルは2018年6月の完成予定です。
最後は、(仮称)ホテルビスタ広島からわずか数十メートル北。
・(仮称)広島サンケイビル建替プロジェクト
細い既存ビルを挟んで、ホテルビスタ広島の建設地が確認できます。
ここはもともと広島サンケイビルが建っていましたが、商機拡大のためホテルにスクラップアンドビルドされます。
サンケイグループによる開発であることは報じられていますが、具体的な計画は明らかにされていません。
今年1月の段階ではまだビルが存在していましたが、解体工事がかなり進み姿を消していました。
今後、詳細が明らかになるのを待ちたいです。