スタートラム広島 新築工事 2017.06(Vol.10) タワークレーン解体開始

「スタートラム広島」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、
一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。
相生通りの立町電停前に2018年1月、地上16階建て、高さ約80mの複合オフィスビルが竣工します。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト

【広島電鉄】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト新築工事着工 新ビル名称は「スタートラム広島」に決定

前回の状況です。

「スタートラム広島」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、 一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。 相生通りの立町電停前に2018年1月、

今回は、紙屋町のエディオン広島本店『本館』の建て替えに合わせ、売り場再編を行った『新館』の窓から、
八丁堀方面を眺めてみました。

 

画像下が紙屋町交差点、画像奥が八丁堀・広島駅方面です。
「スタートラム広島」の屋上に、新たなタワークレーンが登場しました。
これまで構築してきたタワークレーンを解体するための、一回り小さいクレーンです。
PH階も含めて、ビルの躯体は完全に出来上がったようですね。
クレーンを解体するのに「子クレーン」を作るのは大規模ビルの建設現場でよく見られる手法です。

今回の八丁堀「スタートラム広島」もさることながら、広島駅南口Bブロックの「シティタワー広島」もかなりの存在感を現していますね。
ちなみにCブロックの「グランクロスタワー広島」は完全にシティタワーの後ろ側に隠れています。

スタートラム広島とシティタワー広島の間に見える建設中の建物は、
JR西日本が白島通りに建設中の「カンデオホテル広島」です。

広島市中心部では現在、需要がありながら不足状態だったホテルの建設が加速しています。 中でも中区八丁堀地区では、路面電車白島線が通る白島通りの沿線に3棟別々のホテルが建設中です。

 

 

相生通りを進みいつもの定点撮影現場から。

 

4方の幅が広いこと、塔屋だけで5~6mあることから、高さ80mという数字の割にはあまり高く見えませんが、
質量感、容積のデカさは近くにいるとかなり感じることができます。

 

北西側、北東側と続けて。

 

1枚目の北西の角で、地上部分に新たな鉄骨の構築が始まっています。
2枚目は北東の角を見上げていますが、室外機などがあるためか、かなり質素な外観ですね。

 

福屋八丁堀本店の前から。

 

タワークレーンが隣接して2基並んでいる光景も、すぐに見られなくなります。
躯体工事はほぼ完了したので、これからは設備・内装工事が中心になりますね。

 

ここまで、先週末に撮影した時の状況でした。
6月15日、ずっと防音シートに覆われていた南面(相生通り正面)が徐々に見えるようになってきました。

ツイッターで、ゴンザレスさんが投稿された画像を許可を得て紹介させていただきます。

ゴンザレスさん、ありがとうございます!)

おおー!
上層階のデザイン自体はそこまで珍しくは感じませんが、それだけに外観が見えるようになると、その大きさが際立つような気がします。
犬走(バルコニー?)の手すりはワイヤー状のものが設置されているように見えますね。

 

「スタートラム広島」は2017年11月末完成予定です。

 

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