2017年が始まりました。
あけましておめでとうございます。
ご挨拶が遅くなりました。
旧年中も多数の方々にご覧いただきたくさんのコメントもいただき、誠にありがとうございました。
今年も継続して広島の街づくりを追いかけてゆきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年は広島カープ25年ぶりの優勝に、オバマ大統領の来訪、
再開発では30有余年の悲願であった広島駅南口Bブロック及びCブロック再開発の完了、広島駅北口ペデストリアンデッキを始めとするの大変貌、全く新しい風を吹かせたシンスポット「広島おりづるタワー」の開業などなど、
記録にも記憶にも残る「広島イヤー」となりました。
2017年の今年は、広島にどのような変化が起こるのでしょうか。
一番のトピックはやはりJR広島駅です。
2017年度の開業を予定し、南口と北口を繋ぐ歩行者の自由通路の整備が着々と進行しています。
当初のプレスリリースでは工期は2017年8月末までという記載があるので、早ければ今年中に商業施設を除く自由通路のみ、供用開始となる可能性があります。
(進捗具合によっては2018年3月まで)
いずれにしろ、自由通路の開通に向けて駅の南北、そしてマツダ車を展示していた改札スペースに大きな変化が現れることは間違いありませんから、それらを見届けるのは非常に楽しみです。
自由通路の開通後、改良工事は広島電鉄の広島駅高架乗り入れを含む、駅ビルの建て替えへと移行します。
となると建て替え計画の詳細などは今年発表される可能性もなきにしもあらず!
不動産投資を進める日本郵政による、広島東郵便局の再開発はあるのかどうか、色々注目したいです。
JR関連では、今年3月4日に迎えるダイヤ改正により、
いよいよ可部線の電化延伸が行われます。
一度廃止された区間が復活するのはJRでは初めてのこと。
可部駅から先へ、中間駅の「河戸帆待川駅」を経て終点の「あき亀山駅」に至る約1.6kmが開業します。
開業に向けて既に12月から試運転が行われているようです。今月現地の様子を見に行ってみたいと思っています。
また、同じダイヤ改正により、東広島市の西条~八本松駅間に、新駅「寺家(じけ)駅」が開業します。
周辺には元から住宅地が点在していたうえ、駅周辺は区画整理によってまとまった住宅地も新たに整備され始めています。
広島大学へのアクセスにも新たな選択肢となり、様々な影響を与えそうです。
2017年春、広島に注目度が高い2つのスポットが誕生します。
一つは「広島T-SITE」を一つの核とする大型商業施設「LECT(レクト)」。
商工センターの海島博跡地に、地場流通大手のイズミが建設を進めています。
もう一つはJR広島駅南口Cブロック再開発で誕生した
「EKI CITY HIROSHIMA(エキシティ広島)」にオープンする「エディオン蔦屋家電」。
どちらもカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開するライフスタイル提案型の特別な店舗です。
広島駅の再開発の勢いが凄まじい中、紙屋町・八丁堀地区(カミハチ)でもじわりじわりと、
民間によるスクラップアンドビルドが進みだしています。
白島通りなどで複数のホテルやオフィスビルが建設中で、これらが目に見える形で進捗する一年になりそうです。
また、広大跡地では「hitoto広島」の施設の一つである地上54階の分譲マンションが着工、
紙屋町の商業施設サンモールを中心とした再開発プロジェクトも、地上50階程度の住宅、商業、業務、ホテル複合再開発ビル建設に向けて地権者との交渉に動き出します。
広島駅南口の再開発が一段落したので、しっかり足を運んで変化を届けていきたいと思います。
そして、市にとっての課題である、旧広島市民球場跡地、旧広島西飛行場跡地。
昨年は全くと言っていいほど記事にすることができませんでした。
今年は状況を正確に把握しながらサボらないように努めていきたいと思っています。
改めまして、今年一年もまた、よろしくお願いいたします。