広島高速5号線は、高速1号と2号が接続する東区温品の「温品ジャンクション」から、広島駅北口の二葉の里地区を結ぶ約4.0kmの都市高速道路です。
整備されれば広島駅周辺地区と山陽自動車道が結ばれ、広島空港など周辺地域への輸送の安定性が向上することが期待されています。
5号線全区間の内、1.8kmがトンネル区間となっており、
ジャンクション側(中山地区)から0.4kmは山岳トンネルでは一般的な「NATM工法」が用いられますが、
広島駅側から1.8kmはトンネル直上への住宅の地盤沈下防止のため、都市部などで採用される「シールド工法」が用いられます。
【広島高速道路公社】:広島高速5号線及び関連道路路線図
前回の状況です。
今回は広島駅新幹線屋上駐車場からの眺めでスタート。
料金所が設けられる橋りょうの向こう、山腹のトンネル入口で、
シールドマシンの組み立てが行われています!
マシン自体は地山を掘り進めるカッターヘッドに加え、A~Dまでの4つのリングで構成されます。
直径13mに及ぶ巨大な断面を掘削します。
駅西高架橋北詰交差点から。
運転して山陽道方面へ行かれる場合の景色はこんな感じですね。
トンネル抗口付近まで登ってきました。
一部の仮囲いは見通し確保のためクリアタイプのものが使われています。
がシールドマシンは直接見ることができませんでした。
2枚目の画像奥には防音ハウスに覆われた泥水処理プラントが確認できます。
トンネル直上のあたりまで移動しました。
巨大なクローラークレーンは主にシールドマシンの組み立てに使用されています。
広島高速5号線は2020年度の開通を目指します。
【広島県ホームページ】:広島高速道路:広島高速5号線(東部線)