山口県周南市が2016年から行っていた新市庁舎の建設が今年全て完成し、
2019年6月25日から全ての部門で新しい庁舎での業務を開始しました。
中心部の目抜き通りである「岐山通り」に面して建つ新庁舎は、市内に分散していた機能を集約する地上6階建てで、災害時でも機能できるよう免震構造となっています。
また、「庁舎棟」に隣接し、市民の交流を主な目的とした会議室やカフェが入る「シビックプラットホーム」なる施設も併設されています。
徳山駅の状況と合わせて、新しい庁舎の外観も見てきました。
【周南市 / 庁舎建設基本設計をまとめました】:
周南市庁舎建設基本設計書(概要版)[PDFファイル/2.38MB]
南西側から、来庁者駐車場越しの新しい市役所です。
新庁舎は地上6階建て、延床面積2万930平方メートルで、免震構造を持った建物です。
右手に伸びている低層の建物が「シビックプラットホーム」。後ほどご紹介します。
駐車場の車いす使用者駐車スペース付近から、エントランスへ。
黒を基調としガラスを多様したシックなデザインは、まるでマツダディーラーのようです。
エントランス付近から、西側の「岐山通り」側。
コンクリートの柱に支えられた建物がピロティとなり、歩道との連続性を確保しています。
メチャクチャ洒落てます。
岐山通りから。
先程のピロティのようになっていた部分から、南へ伸びる低層棟が「シビックプラットホーム」と呼ばれる部分です。
市民の交流を目的とした会議室やカフェが入ります。
最も南側のカフェ。
【公式】:ORANGE CAFE(オレンジカフェ)
「オレンジカフェ」と言います。今回は時間の都合で入りませんでしたが、いわゆる”役所に併設した利便施設感”は一切なく、本格的で驚きました。
元々市内の別の場所で営業されていたお店がここに移転したようです。
こうして休日でも営業しています。
シビックプラットホームと市役所庁舎棟。
岐山通り北東側から。
交流施設として思い切った「シビックプラットホーム」に対し、庁舎棟自体はオーソドックスな構造に見えます。
新しい公益施設のあり方を見せられた気がして、刺激になりました。
「シビックプラットホーム」には開庁日のみコンビニも営業しています。
ポプラが運営する「生活彩家」が入っていました。