徳山駅北口駅前広場 2019.07 今秋完成に向け大詰め

山口県周南市のJR徳山駅では、2018年2月に、
駅北側(みゆき口)の「旧徳山駅ビル」を解体して整備した新駅ビル「徳山駅前賑わい交流施設」が完成しました。
駅ビル内には「CCC=カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が指定管理者となる市立図書館や「蔦屋書店」、会議やイベント等で使用できる交流施設が入居します。

周南市はこれに続き、北口(みゆき口)駅前広場整備事業を進めており、
2019年秋の完成を目指し工事が続けられています。
駅の南北自由通路の整備から始まった、周南市の徳山駅周辺整備基本計画の集大成です。

【周南市】:徳山駅北口駅前広場整備等実施設計


平面図(上記資料より)

JR徳山駅の南北自由通路からスタートします。

左手に見えるのが橋上駅舎の改札口です。
この自由通路は全面ガラス張りで本当に綺麗です。

山口県周南市の玄関口であるJR徳山駅では老朽化した駅舎への対応と、駅の南北を一体的に捉え市街地の活性化を図るため様々な機能の整備事業が行われています。 【徳山市】:徳山駅周辺整備

 

北口となる「みゆき口」方面へ進み、昨年開業した新しい駅ビルの3階から、駅前広場を見下ろしました。

前回訪れた時と全く状況が違うぞ(笑)
今年秋の完成を目指しているわけですから当然です。

駅ビル側一帯は旧駅ビルの敷地、その奥に古いロータリーが配置されていましたが、
独特な円弧を描くロータリーと、張り巡らされた上屋(バスシェルター)が目を引く空間に変わっていました。

 

別角度から。

 

 

以前の画像と比べても、まるで別の駅と思うほど変化しているのが分かるかと思います。

 

自由通路から地上に降りていきます。

 

 

 

自由通路から階段を降りた目の前はまだ整備中で、完成時には噴水になるようです。
少し斜めに立つ照明も洒落ています。

 

駅前広場から駅ビル中央方面を。

 

 

以前は旧駅ビル跡地で立ち入りが制限されていたエリアが、広々とした歩行者エリアになりました。

 

中央部分は、三日月状にバスターミナルが整備されています。

 

タクシー乗り場も含め、膜素材の上屋が設けられています。
この雰囲気どこかで体験したなと思っていましたが、岩国空港に近いものを感じました。

 

バスのりば中央へ。

 

 

中央部分ののりば前に、有人のバス案内所があります。
ディスプレイでは、のりばごとの発車案内が行われていました。
広島市内のバス案内とUIがよく似ています。「BUSit」のパンフレットがあったので、ロケーションシステムとしては広島と同じものが使われているようです。

更に奥には、待合室ではないですが、シェルターで囲われたベンチも整備されています。

 

間接照明。

駅ビルも含めて夜の雰囲気もいいでしょうね。
完成した際は、暗くなった状態の撮影をしたいと思います。

 

北側から全体を。

バスのりばはまだ一部しか供用しておらず、道路側ののりばはまだ足元の整備が続けられています。

 

先程ののりばとは異なり、カーブした形状になるようです。

 

 

続いて北東側から。

 

駅前広場の改修と合わせて、接続する歩道の回収も行われているようです。
アーケードの方を見ると、あえて車道を狭くして歩道を拡幅しています。
ここは従来地下道のみで画像左側に横断歩道はありませんでした。
交通量が減ったことで横断歩道を設置するに当たり、少しでも横断歩道の長さを短くするためこの様になっているようです。

 

徳山駅北口駅前広場は、2019年秋頃の完成予定です。

 

スマホを「XPERIA  1」に新調しました。
XPERIA 1から追加された新機能の「Cinema Pro」を使って動画を撮ってみたので公開します。

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