広島バスセンター 2019.11 のりば別の案内装置が稼働を開始!

広島市の交通の要衝の一つ、「広島バスセンター」で、
11月1日からバスホームにおけるロケーションシステムの稼働が始まりました。
のりばごとに新たに設置された発車案内装置で、次のバスの行き先や発車時刻が分かるようになります。
広島駅南口や中心部の主要なバス停にはすでに液晶モニターが設置され、案内が行われています。
巨大交通結節点である広島バスセンターでも同様の案内サービスが始まりました。

実際に見に行ってみたのでご紹介します。

 

紙屋町交差点に面する広島バスセンター

紙屋町交差点から全体を撮ってみました。
そごう広島店でおなじみですが、正式には「広島センタービル(アクア広島センター街)」の中に、そごうやバスセンターが入居している格好です。
中四国最大の繁華街、その中でもド真ん中に位置します。

 

早速、3階の広島バスセンターののりばへ。

 

 

ズラリ!!
どこかの私鉄のような横長の液晶モニター(LCD)による案内装置が、のりばごとに設置されています。11番のりばまであるので全11台ですね。

表示は片面のみです。8番のりばあたりがコンコースとの連絡口なので、そこに向くように設置されています。
8番のりばは連絡口真正面なので、車道と平行の方向に設置されました。

 

バスセンターの1日の乗降客数は、約3万3,000人。
JRで言えば横川駅と同じくらいある上、都市間高速バスや空港リムジンバスも乗り入れる交通の要衝です。
今までこういったものがないほうが不思議なくらいでした。

 

詳しく見てみます。

 

 

 

通常案内時は右側に広告スペースが現れますが、シンプルで見やすくて良いです。
感心したのが、画像2枚目や4枚目など。
同じのりばでも行き先が違う場合は2列で並んでもらうのですが、
その際の待つ位置の案内もこの装置が兼ねています。液晶ならではです。

 

バスが来るとこのような感じ。

少し気になったのは、実際にバスを待つ先頭の位置からは少し前方に装置が設置されていること。
戸惑うことがないと良いのですが。

 

リフレッシュ工事が続けられる

今回のロケーションシステムの導入を始め、広島バスセンターはここ数年であらゆるところでリニューアルが進んでいます。

 

 

ダークブラウンに統一されつつある内装。
既存の惣菜売り場や軽飲食をリニューアルした「バスマチFOOD HALL」が昨年春にオープンしました。

木目の内装で落ち着いた店内は、それまでのバスセンターの印象とは一線を画するものでした。
そごうの他、紙屋町で買い物をして帰宅しようという方で、そこそこ利用されているようです。

広島駅と並ぶ、広島の交通の要衝である中区基町の「広島バスセンター」では、 ターミナルのコンコースを新たなグルメスポットにリニューアルする工事が行われてきました。 「紙屋町も

 

リニューアルは続いており、現在は出発ホーム側のトイレが改装のため閉鎖となっておりました。

【広島バスセンター】:広島バスセンター内トイレ改修工事について

ユニバーサルデザインを採用した綺麗なトイレが12月下旬ごろには使えるようになるそうです。

 

出発ホームと、「そごう新館」や「パセーラ」などがある到着ホームとを結ぶ通路もこのように綺麗になっていました。

ビル自体は確かに老朽化しており、将来の建て替えについてもそごうの側から検討されるまでになりました。
建て替えがあるとしても実際にはまだ先になると思われ、
その間も利用客に快適に過ごしてもらおうという姿勢は大きく評価したいですね。

 

昨日の中国新聞にビックリするような見出しの記事がありました。 広島市中区の百貨店「広島そごう」は、将来の店舗建て替えを見据え 利用者ニーズを把握するための小規模な改良を進め
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