広島銀行本店 建て替えプロジェクト 2020.01(Vol.13) ついに地上へ!鉄骨工事はじまる

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。
新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000平方メートルを誇る、巨大な免震構造のビルを計画しています。

国土交通省が定める、業務・商業を中心とした都市機能の強化を目的とした「民間都市再生事業計画」に認定され、金融・税制の支援措置が適用される事になっています。
(本来1ha以上の大規模開発に対し認定するもの。近接特例を活用し、比較的小規模であっても優良な民間都市開発事業を認定した全国初の案件。)

建物四方に配した風の塔により自然換気効果を高めた「エコボイド」といった環境技術も採用。
2021年1月の竣工予定です。

建設期間は南区西蟹屋町の「旧ひろしまMALL」跡に、本店機能を移して営業を続けています。

【広島銀行】:新本店ビルの建設について


完成イメージ
(上記プレスリリース資料より)

【国土交通省】:民間都市再生事業計画(広島銀行新本店建替えプロジェクト)を認定

【広島銀行 新本店ビル】
高さ94.94m、地上19階・地下1階建て
構造:鉄骨造、免震構造
敷地面積:4,452.71平方メートル
建築面積:3,285.00平方メートル
延床面積:47,890.00平方メートル
着工予定:2019年1月1日
完了予定:2021年1月31日

前回の状況です。

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した紙屋町交差点近くの本店ビルの新築プロジェクトを進めています。 新本店ビルは現在地での建て替えとなり地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4

 

先週末のことです。広大跡地などの取材を終え、紙屋町で少し休憩後帰ろうと歩いていると、
広島銀行新本店の鉄骨建方が始まっているのを確認!!
夜間なので通常レポートとは違いますが、速報版としてご紹介しておきます。

 

ついに地上へ!鉄骨建方はじまる

まずは本通交差点から。

 

広島で一番と言ってもいいほど人通りのある本通交差点。
その人々の背後で、いよいよ紙屋町の新たなシンボルが顔を見せ始めました!

 

近づいて撮影。

 

これはちょっと心が打ち震えた・・・

都会の真ん中で行われる、近年の広島では最大規模のオフィス専用ビル
その「芽生え」をタワークレーンの照明が美しく照らし、
背後にはさらに中規模オフィスの「損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル」の建設現場で別のタワークレーンが作業している。
広島フリークとしては最高です(笑)

加えて、昨年末に変えたばかりのカメラとレンズ性能にも驚かされました。
・ここまで手ブレ補正が優秀なのか。(全て手持ち撮影)
・ISOを上げると当然ノイズは乗ってくるが、それでも普通に「見れる」画になっているし、Adobe Lightroomでの補正への耐性も強い。

それらも踏まえて、撮った時の感動はここ数年で一番かもしれない…

腕はまだまだ上手な方々には及びませんが、この感覚と美しさは共有したい(笑)

 

正面から北西側にかけて移動します。

 

 

こうして撮影している間にも、3枚目の画像のように大型トレーラーで鉄骨が搬入されていました。

 

そごう広島店の前から。

あえて歩道の設備と合わせて撮ってみました。90m越えの高層ビルができれば紙屋町の雰囲気もかなり変わりますね。

 

別角度から。

 

「広島トランヴェールビルディング」の角のアール部分は、LEDの電飾がついています。
これ個人的には凄い気に入ってます。

広銀新本店ビルは、この約60mのトランヴェールよりも30m以上高くなります。
今年の春~初夏にかけて鉄骨の高さはトランヴェールを追い越すのではないでしょうか。

 

広島銀行本店ビルは、2021年1月末の竣工予定、2021年春の開業予定です。

 

改めて撮ると、夜の広島も綺麗です。

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