日本郵政不動産は、広島駅南口で「広島JPビルディング」の建設を進めています。
かつての広島東郵便局を再開発する「広島駅南口計画(仮称)」として、2019年5月に概要が明らかにされました。
再開発ビルは、オフィスを主体とし、店舗、駐車場も備える地上19階建て・延約4万4,000平方メートルの大規模な複合ビルになる予定です。
2020年6月に着工しており、2022年秋ごろの開業を目指します。
前回の状況はこちら。
事業概要
【日本郵政不動産】：進行中の開発計画 ｜ 広島JPビルディング
【CBRE】：広島JPビルディング
建物の詳細な規模やイメージはこちらにまとめています。
駅前広場に面する東面低層部
まずは在来線改札の内と外から、外観全景です。
横幅も広くかなりの存在感を放ちます。
今回のトピックも低層部分です。
駅前広場に面する東面低層部の外観がほとんど見えるようになりました！
かなりの面積がガラスで覆われています。
1階と2階は、一部区画に郵便局が再入居するほかは、飲食店などを備えた商業施設になる予定です。
広島駅親駅ビル内のペデストリアンデッキに繋がる接続口も、はっきりとお目見えしました。
博多駅とJRJPビルとの関係性とそっくりです。
駅ビルよりJPビルの方が早く供用開始するため、しばらくはこのように柵で行き止まりになった状態が続きます。
エレベーターも併設。
同じ場所からビル側に目を向けると、エントランスのような場所があります。
右手には、エスカレーターがここにも確認できますね。
城北通り側はダイナミックなピロティになっており、歩行者が地上に降りるためのエスカレーターも設けられます。
（2019年6月撮影）
比較用に、懐かしい画像を載せておきました。ちょうど今から3年前の様子です。興味があれば当時の記事も御覧ください。
フルフォーカスビルの前から。
広島駅前の景色を変えた！全貌がほぼ明らかになったJPビル
エールエールA館前から。
3～5階に占める自走式駐車場部分の外壁には、壁面緑化のための植栽も整えられました。
今は目を凝らさないと分からない程度ですが、もう少し成長すれば綺麗な壁面になるのではないかと思います。
西側の端。
外壁の意匠や素材の使い方、面構成はなかなか複雑です。
広島駅ビル方面を振り返ります。
完全に景色が変わりましたね。凄い…
先ほど紹介したピロティはビルの南西の角に設けられており、心理的にも広島駅ビル方面に繋がる一体感を生み出してくれます。
駅西高架橋を挟んだ角度から。
6階のテラス部分に植栽が見えます。
ここはオフィス利用者向けのリフレッシュスペースになる予定です。
広島東郵便局を建て替える「広島駅南口計画(仮称)」は、2022年秋頃の開業予定、
広島駅南口の新駅ビルは2025年春の開業予定です。
商業エリアのテナント発表も、そろそろ楽しみにしたいですね。
」として、2019年5月に概要が明らかにされました。 再開発ビルは、オフィスを主体とし […]&media=https://ab-hiroshima.com/wp-content/uploads/2022/06/202206postoffice-19.jpg){kind=link}