山陰合同銀行と野村不動産は、広島市中区立町にそれそれが所有する自社ビルを集約し、新しいオフィスビルを共同で建設する計画を明らかにしています。
隣接するタワーパーキングを含めて開発することとしており、3棟の敷地面積は約1,720平方メートル。
ビルの規模は検討中ですが、2028年度の開業を見込みます。
山陰合同銀行が所有する「ごうきん広島ビル」は築40年、野村不動産が所有する「NRGE広島ビル」は築60年と老朽化しており、更新が課題となっていました。
相生通りを挟んだ北側では地上31階のホテル・オフィスの複合ビル「広島相生通地区市街地再開発事業」も進んでおり、紙屋町・八丁堀地区のスクラップアンドビルドが進みます。
【株式会社山陰合同銀行】:広島支店 仮店舗移転のお知らせ(PDF形式)
相生通り上、敷地の北西側から。
一帯には仮囲いが設けられ、解体工事が始まりました。
「NRGE広島ビル」には選考して足場も設置され始めています。
北西の角から。
対象となる3棟です。
3棟がひとまとめになるとそこそこ広い敷地に感じますね。
地図上で見ても、向かいのスタートラム広島と同じくらいの敷地の大きさに見えます。
対象地の用途地域は商業地域で、規定の容積率は500%。
一帯は「特定都市再生緊急整備地域」に該当するので、開発内容によっては容積率の上乗せも考えられます。
既存のテナント+αの入居を想定し、最低でも60m級、延1万5,000㎡くらいの規模のビルになることを期待したいですね。
現地の看板です。
「(仮称)広島立町PJ」という名称が判明しました。
引き続き、注目しておきたいです。
広島パルコから。
基町相生通地区市街地再開発事業(画像中央)が目の前です。
見えているタワークレーンの手前が本プロジェクトの対象地です。