Bリーグ1部のドラゴンフライズ広島を始めとする団体が提言する、
広島駅北口のJR西日本敷地への”新アリーナ”建設構想を念頭に、
広島市とJR西日本は、地域のにぎわいづくりに向けた連携協定を結ぶ方針であることが分かりました。
にぎわいづくり、混雑緩和などに協力して取り組む方針を盛り込み、3月30日に市役所で署名されることが報じられています。
広島ドラゴンフライズは「B.プレミア」参入の規定を満たすため、広島グリーンアリーナを向こう5年間の暫定的な本拠地にしています。
県・市としても、スポーツ、コンサート興行で需要がひっ迫する中、官民連携して実現に取り組む構えです。
広島市とJR西日本の思惑が合致。まちづくりと広域振興の拠点へ
広島駅北口 JR西日本広島支社跡地(2025年2月撮影)
【中国新聞】:広島市とJR、広島駅北口の「新アリーナ実現」で連携へ 3月30日に協定締結へ
広島駅北口の「新アリーナ構想」に久々に大きな動きとなりそうですね。
「広島飛ばし」を背景に、スポーツやコンサート、さらには大規模会議の受け皿となる施設を整備しつつ、災害時には帰宅困難者の受け入れなど防災機能も確保したい広島市と、
「広島広域都市圏」に視野を広げ広島駅への輸送需要を喚起するとともにミナモアを始めとする不動産収益も伸ばしたいJR西日本、
両者の狙いがうまく合致したものと思われます。
記事では、周辺の歩行者の回遊性の向上や交通渋滞等の課題解決に向けて連携を図るとされています。
ペデストリアンデッキの接続はほぼ確実でしょうが、交通渋滞に関しては物理的にこれ以上道路を整備する余地がないだけに大きな課題です。高速5号線が開通すればさらに拍車がかかる可能性もあります。
だからこそ、公共交通を担うJRとの連携が重要になってくるのでしょうね。
広島駅北口ペデストリアンデッキ(2025年2月撮影)
行政が関わることで事業スキームにどのような影響を与えるかも気になります。
以前、広島ドラゴンフライズの浦社長からは「スピードにこだわり民設民営で」といった主旨の発言もありましたが、上記の課題もあり周辺インフラの整備や容積率の緩和などは十分に考えられます。
【広島ドラゴンフライズ】:「B.LEAGUE PREMIER」ライセンス交付の発表を受けた会見コメント
まずは、近く結ばれる予定の協定でどのような協力体制が示されるのか、その後の具体的な事業計画の進展も含め、注目していきたいです。

