JR広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が、
いよいよ今年3月24日に開業します。
駅ビルを含む広島駅南口では、広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が、
広場空間の再整備を進めてきました。
駅ビル本体だけでなく、路面電車が駅前大橋を経由し駅ビルの2階に高架で乗り入れることも大きく注目されています。
一連の事業のPRのため、事業主体の3社は様々な形で広報を実施してきました。
そのうちの一つに、立体模型が挙げられます。
以前撮影していたのですが、記事に掲載できていませんでした。
年が明けて開業が近づいてきたので、今回改めてイメージパース等とともにご紹介します。
この模型を再び見られる機会もお伝えします。
駅前大橋線周りがよく分かる大型模型
昨年3月に広島駅北口で開かれていたイベントで撮影したものです。
1~2m四方はあったかと思います。
路面電車高架部イメージ
(広島市『広島駅南口広場再整備等 パンフレット』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/410069_922842_misc.pdf)より)
(2024年9月撮影)
駅前大橋から緩やかに高さを上げる様子がよく分かります。
実際の写真は9月撮影したものですが、現在は擁壁が完成しています。
真下に既存の地下広場があることから、駆体への影響を最小限とするため、
軽量盛土として発泡スチロールを盛土材に用いたEPS工法が採用されました。
駅部分は注目の大屋根やペデストリアンデッキなど
駅前交差点付近です。
ペデストリアンデッキイメージ
(広島市『広島駅南口広場再整備等 パンフレット』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/410069_922842_misc.pdf)より)
(2024年10月撮影)
ペデストリアンデッキイメージ
(広島市『広島駅南口広場再整備等 パンフレット』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/410069_922842_misc.pdf)より)
巨大な大屋根がまず目を引く駅ビル中央部。
模型では内部をよく確認できるよう透明になっています。
昼間でもかなりの存在感になりそうですし、夜間のライトアップも楽しみです。
こちらは22年3月に展示された過去の模型ですが、
大屋根の大きさが変わっています。
広島市の駅ビルの整備関連費は、”大屋根の整備”などを理由に2021年2月に増額されています。
当初はこの写真のような、中央部のみを覆うミニマムなものだったことが予想されます。
ペデストリアンデッキにつながる人工地盤を「賑わい空間」と位置づけているので、
天候に左右されない大屋根は整備して然るべきだと思います。
西側から。
EKI CITY HIROSHIMA及び広島JPビルディングに繋がるデッキが2025年春、
エールエールA館に繋がるデッキが2028年春、
ビッグフロントひろしまに繋がるデッキが2028年度末に供用開始する予定です。
駅ビル内部、路面電車が2階に乗り入れる箇所です。
ペデストリアンデッキイメージ
(広島市『広島駅南口広場再整備等 パンフレット』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/410069_922842_misc.pdf)より)
模型や完成VRが体験できるイベントが実施中
広島市とJR西日本、広島電鉄は共同で、
紙屋町地下街シャレオでPRイベントを開催中です。
この記事で紹介した模型も展示されるほか、
様々な展示や販売も行われるようなので気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
【JR西日本】:広島市内地下街「紙屋町シャレオ」でイベントを開催します!「来て・見て・知って 新しい広島駅展」
個人的には飾りやすいサイズの模型を販売してくれると飛びつきそうです(笑)
再整備の概要
【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等