JR西日本は先月、広島駅北口にある広島支社の機能を移転させ
数年かけて跡地をオフィス・商業などの複合再開発を行うことを明らかにしました。
新しい支社ビルは現在より西側の新幹線と在来線に挟まれた大須賀町で、
今年度中の着工を予定します。
2020年春に完成した後、順次機能を移転させ跡地の再開発を目指します。
今回はその移転先となる大須賀町の予定地付近を歩いてきたので紹介します。
新支社ビルの建設予定地。
青が現社屋、赤が新社屋です。
まずはシェラトンホテル側のペデストリアンデッキから、現支社ビルの様子を。
背後には5街区の民間再開発区画。
右手に写る横長の建物が支社ですが、更に右手側(北側)にも老朽化したJRのビルが複数存在しています。
駅西高架橋の更に西側から、新幹線と在来線の線路に挟まれた区画に移動しました。
南口再開発の超高層ビル2棟はどこからでもよく見えますね。
細い道を駅方面に進み、駅西高架橋の手前にあるこちらの駐車場が、新支社ビルの建設予定地です。
現在は新幹線ののぞみ利用者向けのパークアンドライド駐車場になっています。
(間違えて一般の方が入庫すると法外な料金を取られるので注意)
敷地はそこまで広くないです。
ここに地上10階建て、延約1万4,600平方メートルで鉄骨造の新支社ビルが建設されます。
2018年度着工、2020年春の竣工予定です。
広島駅方面に目を向けてみます。
現在の位置に比べ遠くなる印象ですが、駅員の方であればこの駅舎内に専用の通路が設けられると思うので、
そこまで変わらないのではないかと思います。
駅西高架橋と広島駅の間の敷地。
ここは広島駅橋上化工事の時に、現場事務所が設けられていた場所ですが、
工事が完了した現在はすでに撤去され、アスファルトで再舗装されています。
新支社ビルの工事が開始されれば、ここが代わりのパークアンドライドの駐車場になるかもしれませんね。