家電量販店大手のエディオンは、2019年4月の完成を目指し、紙屋町の本店の『本館』の建替工事を進めています。
地上10階・地下2階の新・本館は、隣接地に建設された新館と同程度の規模になります。
4階で本館と新館を繋ぐ連絡通路が設けられ、完成すれば延1万4,000平方メートルを超える2館体制で営業を始めます。
前回の状況です。
令和元年の5月に入ってしまいましたが、平成31年の4月下旬に撮影した時の様子をご紹介します。
旧広島市民球場跡地前から、紙屋町交差点方面を。
左が今回新築された本館、右が外装リニューアルを行った新館になります。
4月下旬の時点で、どちらも足場や防音シート等は完全に取り払われ外観が全て見える状態になっていました。
両館前の横断歩道へ。
写真では半減してしまいますが、建ぺい率いっぱいに建てられた巨大な2棟が並ぶ光景は、物量感を感じるというか、結構迫力を感じます。
完成すれば両館合わせて、延1万4,000平方メートルの店舗になります。
4階の連絡橋も、通路内ガラスのシートが撤去され内部が見えるようになりましたね。
上部には明り取りが設けられており、開放的な通路となるようです。
交通の便の良さと合わせ、市内家電量販店の中でも競争力が大きく向上しそうです。
八丁堀のヤマダ電機LABI広島は、生き残れるのでしょうか。
(久々に行ってみると1階がほぼすべてリフォームのショールームになっており驚きました。)
改めて、横断歩道と本館低層部分を合わせて。
これぞ繁華街!
同じ場所から、夜間に撮影した画像がこちらです。
壁面緑化やガラス張りの部分がライトアップされており、新館よりもきらびやかですね。
ガラス張りの内部は、白い壁面に黒い網状のものが取り付けられています。
これは「メッシュ型LED Vision」ではないかと推測します!
「スタートラム広島」の1階に開業した広島銀行八丁堀支店で、西日本初採用されたあのビジョンです。
内外の透過性とビジョンの明瞭さを両立した技術で、広島銀行では窓ガラスに設置され内部からの開放感を維持しながら外部向けにデジタルサイネージとして運用されています。
エディオン広島本店本館では、画像のように白色にライトアップされた壁面とLEDビジョンとを使い分けるように設置されているように思います。
これは開業時どうなるか楽しみにしたいです。
お昼の画像に戻りまして、近くから。
新館に比べ本館1階の壁面が若干奥まっているのが分かります。
ここに地下街から地上へ上がる階段が姿を現すはずです。以前までは横断歩道側の建物角にありましたが、建て替えに伴い付け替えられました。
本館地下1階は以前と同様に地下街とも接続します。
もう一度相生通りから、紙屋町電停と合わせて。
新たな紙屋町の顔です。
エディオン広島本店は、新館や周辺に分散させていたCD販売の売り場を4月下旬で一旦閉店させました。
新築した本館と合わせ、「ツインタワー」として6月中旬にオープンする予定です。
最後に。店舗名の看板が怪しいです(笑)
「新館」も2012年に完成したばかりの建物ですから、ツインタワーオープンに合わせて名称が変更される可能性ありますね。
「新・本」でないということは方角でしょうか。
楽しみにしたいです。