全国に専門学校を展開している大原学園(東京都千代田区)が、広島に初めて進出します。
中区平塚町の駅前通り沿いの土地に、昨年、校舎の新築工事に着手しました。
地上12階建ての都市型学校となる予定です。
学校ビル内には、公務員や医療事務などを目指す「大原ビジネス公務員専門学校広島校」と
IT系、ゲーム・CG・デザイン系の専門学校である「広島情報ITクリエイター専門学校」の2校が入り、2021年春の開校を目指します。
【公式】:大原学園広島校新設のご案内
学校というよりはオフィスビルのような外観ですね。
今春、岡山市に同学園の専門学校を開校させており、中国地方への進出を進めているようです。
広島駅方面から駅前通りを挟み、全景です。
すでに鉄骨建方が進んでおり、上棟ももうすぐといった状況です。
「資格の大原」というシートも。
建築計画のお知らせを確認。
【学校法人大原学園 広島校】
高さ49m、地上12階・地下1階
用途:専門学校
構造:鉄骨造
敷地面積:990.34平方メートル
建築面積:445.81平方メートル
延床面積:5,368.8平方メートル
着工:2019年10月1日
完了予定:2021年2月28日
建築主:学校法人大原学園
設計者:工新建設株式会社 一級建築事務所
施工者:工新建設株式会社
高さは49mと、このクラス(45mクラス)にしてはほんの少し高めです。
東側から。
広島初進出ということと、外観がオフィスビルのようでスタイリッシュだったのでご紹介してみました。
大原学園の「大原ビジネス公務員専門学校広島校」と「広島情報ITクリエイター専門学校」は、2021年春の開校予定です。
東名阪の都心部では、近年、大学による都心キャンパスの建設が加速しています。
都心ゆえの通いやすさと、何より若者にとって学生生活を楽しみながら学びを受けられることが評価されているようです。
県内において、そのような大規模な都心キャンパスを新設するような動きはありませんが、
中区幟町の「広島国際大学 広島キャンパス」が、東広島と呉に移転するのに合わせ、
広島県が新設する大学「叡啓大学(えいけいだいがく)」が入ることが決まりました。
若者が都心に集まり、ニーズを察知した市場が動いて繁華街が充実していくような好循環が、
もう一度この広島で生まれれば、本当に理想的です。
【広島県】:新大学の設置について