広島市中区の相生通り沿いで計画されている「（仮称）広島市基町相生通地区第１種市街地再開発事業」は、
9月27日に地元説明会が開かれ、初めて再開発施設の規模などが公になりました。
延約8.6万平米を誇る地上31階、高さは約160mは、周辺では最大規模のオフィス・ホテルとなります。
ビルにはオフィスとホテルがメインで入居するほか、広島商工会議所もビル内に移転します。
【朝日新聞デジタル 】：広島の再開発計画を発表 広島市・朝日新聞社など
広島市や朝日新聞社などは29日、市中心部（中区基町）に地上31階、地下1階（高さ約160メートル）の高層ビルを建てる計画を発表し、外観イメージも公表した。オフィスやホテル、店舗のほか、広島商工会議所が入り、広島で最大級のビルになる。県庁や商業施設などが並ぶ「紙屋町・八丁堀地区」の新たなビジネス拠点として、2022～23年度に着工し、27年度に完成予定だ。
広島商工会議所や店舗、駐車場などが入る低層部が南北に広がり、中層部にオフィス、高層部にはホテルが入る。外国人観光客の利用も見込んだ高級ホテルになる見通し。東西に延びる市道は残し、その上部をつなぐ形でビルを建設する。
入り口付近には、広島電鉄の路面電車が走る相生通りとつながるオープンスペースも整備。再開発地域にある老朽化した基町駐車場は廃止され、変電所棟や市営駐輪場棟も建設する。延べ床面積は約8万6600平方メートル。
（上記サイトより一部使用）
（2021年7月撮影）
こちらが公開されたイメージパースです。
完成イメージ（上記朝日新聞サイトより）
あくまでも規模を示す簡易的なものではありますが、ついにお目にかかることができました！
高さ約160m。アーバンビューグランドタワーと同じくらいのタワーが相生通りに建ちます。
隣のスタートラム広島のおよそ2倍。メチャクチャ高いです。
ビルの断面が中間あたりから変化しているようにも見えます。
パースが付いているからそう見えるだけの可能性もありますが、ここで階高が変わるようにも見えるので、オフィスとホテルが切り替わるのかもしれません。
”入り口にはオープンスペースも整備”との記載があるように、
相生通りに面する部分は3階まで吹き抜けのピロティとなり、公開空地になっています。
スタートラム広島と対をなすような形になりますね。
ホテル・オフィス及び商工会議所などが設けられる（仮称）広島市基町相生通地区第１種市街地再開発事業は、
2021年度中の都市計画決定、2022～2023年度の着工、2027年度の完成予定です。
（駐輪場棟は2029年度完成予定）
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