広島南道路(広島高速)建設工事 【西部地区・ランプ編】 2013.08

今回は写真の枚数を絞りきれなかったのでアーチが架設された橋りょう部と、西側の西部ランプ部分とを分けてレポートしております。
 
広島南道路(広島高速)建設工事 【西部地区・橋りょう編】 2013.08
 
↑こちらで太田川橋りょうを取り上げましたので、この記事では底から西側の
「広島南道路・西部ランプ」の様子を詳しく見ていきます。
 
 
まずは道路の南側から。
 
201308kousoku_seibu1-14.jpg
 
画像奥が先ほど更新した太田川橋りょうです。
高架に沿って画像手前、西側に進んでいきます。
 
201308kousoku_seibu1-12.jpg
 
ここから先はほとんど足場が無くなりました。スッキリしたコンクリート橋桁が続きます。
 
 
さらに進むとこのような光景に。
 
201308kousoku_seibu1-13.jpg
 
一番手前の傾斜が宇品方面からひとまずの終点となるOFFランプ。
“本線”部分が今後廿日市に向けてまだまだ伸びるよ、ということを感じさせてくれますね。
この部分はまた後の方でも触れていきます。
 
 
 
場所を移りまして、道路の北側です。
1枚目の画像の辺り、太田川に近い部分から西へ移動していきます。
 
201308kousoku_seibu1-15.jpg
 
これは迫力ありますね~。PC箱桁だと思いますが、面が全て丸みを帯びているんです。
迫力があるんだけどそこまで荒々しくない。個人的にこういった感じのものは好みです。
 
 
護岸で桁の真下を見たときは大きく上り線と下り線が分割されたような見た目になっていましたが、ここまで来ると①宇品方面へのONランプ、②廿日市方面(予定)からの本線、③廿日市方面(予定)への本線、④宇品方面からのOFFランプ
の4本に細かく橋桁が分かれていきます。
もちろん広島南道路高架部がいつ廿日市IC(もしくは途中まででも)まで開通するかは全くの未定ではありますが。
 
201308kousoku_seibu1-16.jpg
 
 
こちらは先ほど南側から見ていた辺りです。
 
201308kousoku_seibu1-17.jpg
 
 
もう少し西へ進んで、ONランプの始点です。
 
201308kousoku_seibu1-19.jpg
 
ランプ部の施工は河崎組が行います。(橋梁部は清水建設)
まさしく建設中という感じで奥では多くのクレーンが並んでいるのが印象的ですね。
 
 
地上部も前回からは変化し、このように本格的に整備が始まっています。
 
201308kousoku_seibu1-18.jpg
 
 
 
さらに西へ。全体を見てみます。
 
201308kousoku_seibu1-20.jpg
 
初めてここへ来たときはまだランプの橋脚を建てている途中だったと思いますが、そこから比べると本当に完成に近づいてきたことを実感します。
 
広島市が整備するこの部分(観音から西部まで)は最初から完成4車線で整備されますが、
本線の幅員が少し狭いように感じます。(感じるだけだと思います)
スロープの幅員が広いのでしょうか。
 
 
それだけこの広島南道路が市の東西輸送で大きな役割を担うことが期待されているということですね。
改めて考えても広島の物流の拠点・商工センターから宇品、大州、そして山陽道まで繋がるのはかなり大きな影響を与えそうです。
 
実際、開通を前にして南道路平面部の新八幡川橋の4車線化が事業化するという動きもありました。
(新たな情報を頂きましたので、近日また記事にします。)
 
 
今回のレポは以上です。
広島高速3号線と建設中の南道路は今年度末の完成予定。来年度早々にも開通が見込まれます。
非常に楽しみですね。


 

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