寒さが厳しくなってきています。
今月の広島駅橋上化工事の様子です。
前回、11月下旬はコンコースの東側の様子とともに、建設中の西側にホームへ降りる階段が設置されたのが大きな話題でした。
広島橋上駅新築他工事 2013.11(Vol.24) コンコース東側での動きなど
広島橋上駅新築他工事 2013.11(Vol.24.1) 西側階段設置!!
今回はまず本格的な橋上化工事はまだ行われていない東側の様子から紹介していきます。
7番乗り場の階段を降りてすぐのところからになります。
相変わらずホーム屋根まで新しい鉄骨が設置されていますが、少し奥でシートで囲われた部分で何か作業が始まりました。
以前うどん屋があった辺りです。
この上空は完成すれば自由通路に面する形で商業スペースとなります。
そのための準備でしょうかね。
さらに、シートで囲われている手前を見上げると…
この部分は一度屋根を撤去して上から新たな屋根が設けられています。
現在の跨線橋から。
仮設ですのでかなり違和感がありますね(笑) あ、レールスター。
それでは同じく7番乗り場を跨線橋西側の部分へ進んでいきます。
今回の一番大きな変化はこれでしょう。
エスカレーターのすぐ側から眺めています。
少し分かりづらいですが、橋上駅舎となる鉄骨がこちら側へ拡大しています。
ほぼ同じ箇所を4番乗り場から。
これでホーム上には4本の大きな柱が打たれました。
昨年から行われていた基礎杭の打設工事はどのホームでもこの4ヶ所のみでしたので、ここに床版が設置されれば大規模な架設作業は一段落するかもしれません。
柱が増えて梁が渡されるたびに大きいと感じますが今回もとにかくデカイです。
完成すればここは新しい跨線橋と自由通路の間に置かれる広島駅の事務室や店舗が出来る予定です。
他に比べてH鋼のウェブが広い鉄骨となっています。
跨線橋から。
こちらは先月も同じ角度から撮影した7番乗り場の支柱。
完成時、この階段の扱いがどうなるか気になりますね。
新たに伸びた部分より外側(横川寄り)の新跨線橋部分も紹介しておきます。
久々にこちらに載せますが北側、大型クレーンがある方向です。
雰囲気は完全に橋上駅ですよね。ここからさらに新幹線駅舎まで繋がる予定です。
こちらは4番乗り場。ここから見る2番乗り場方向の光景はとても広島駅とは思えないくらい変わってきています。
階段横の穴が開いたスペースはエレベーターでしょうね。
新しい跨線橋の真下です。
こういった光景も力強いですね。
ここが橋上駅の一番端ですが、その端の部分に横長の梁が吊り下げられているのは初めて確認しました。
階段を降りてすぐの場所ですから、行き先案内の電光掲示板を設置するための器具ですかね。
この後は全体を捉えに新幹線口屋上の駐車場へ向かうわけですが、その途中北口改札を出てビックリしました。
北口2階の改札を出てすぐのところです。
ここの正面にあったお店が閉店し工事用のボードで覆われていました。
パノラマを。
左奥が現在の跨線橋コンコースで、閉鎖された場所は新しくできる自由通路がまさに突き当たる部分になります。
左奥からこの新幹線駅舎をも突き抜け北口広場まで幅15mの自由通路です。
ちなみに手前の階段は撤去され、自由通路と平行するように90度回転して付け替えられる予定です。
5年後ここの光景は全く違うものになっているでしょう。
最後に屋上からです。
跨線橋の部分は完全に床ができていますね。
今回は以上です。
何もなければ広島駅改良レポはこれが今年最後になりそうです。
2012年5月に着工して今日まで様々な箇所が変貌していますが、完成はまだ先です。
これからも作業される方はどうか安全に、新たな広島の玄関をつくりあげてほしいですね。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島橋上駅新築他工事 (南北自由通路・店舗増設)