Bブロックは中四国で最も高い52階建てタワーマンションや商業施設などを含む、広島駅前の大規模再開発事業の一つです。
現在は第1期工事として西棟と東棟の一部の建設が行われています。
2014年の終わり頃に東棟の大部分が完成する予定で、
敷地内で営業を続けているパチンコ店はそちらに移転して残る建物の建設が行われる計画です。(2段階施工概要)
全体の竣工は2016年6月の予定です。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
【住友不動産】:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー
前回の様子はこちらから。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2014.10(Vol.22) タワークレーン2基に
敷地北側、駅ビルの5階から全体です。
前回10月からタワークレーンが2基体制となり、地上52階建ての西棟の地上部が成長してきました。
地上からその様子を。
中心部分は鉄筋コンクリート、歩道に沿った外郭部分は鉄骨造で建設されています。
鉄骨部分が残るのはだいたい9階くらいまでで、そこから上は鉄筋コンクリートの部分のみのスリムなタワーが52階まで伸びるものと思われます。
一方こちらは東棟です。
路面電車が面する建物北面の養生シートが撤去され、完成時の外観が見えるようになりました。
黒と焦げ茶とベージュを用いて落ち着いた印象になっています。
高さもあるせいか、どこか郊外にあるような”ザ・駐車場”という感じはしませんでした。
南側から。
現在建設が進められている東棟の一部は今年末頃、第1期工事として完成する予定です。
こちら側でも外観が一部見えるようになってきました。
猿猴川を渡り猿猴橋と合わせて。
エールエールA館の屋上へ移動しました。
右側のCブロック地区とともに槌音を響かせています。
東棟の屋上はかなり完成に近い状態になっているのではないでしょうか。
室外機が並んでいるのも確認できます。
上に伸び始めた西棟です。
2~3階部分の構築を行っています。
先ほど書いたように外側が鉄骨で構成されています。面白いですね。
Bブロック市街地再開発事業は2016年度の完成予定です。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
おまけです。
敷地西側の駅前大橋のちょうど真ん中から広島駅と合わせて。
広島市は広島駅からこの駅前通りを通り稲荷町に至る「駅前大橋線」の整備事業を進めています。
広島駅へは駅前大橋の勾配を利用して高架構造で進入します。
広島駅南口広場の基本方針!広電の高架と駅ビル建て替え、デッキ計画などまとまる
南口広場の再整備と合わせ平成30年代半ばの完了を見込みます。
広島駅とその周辺のまちづくりからまだまだ目が離せません。