広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区“5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
この内エネコムは敷地の北東に新たなデータセンターの建設を先行して始めています。
広島駅北、二葉の里5街区でデータセンター着工 (これをVol.1とします)
完成イメージ(【中国財務局】:二葉の里地区国有地の二段階一般競争入札の結果について(PDF形式:681KB)より)
データセンターの概要はこの通りです。
地上10階、高さ57mの鉄骨造で基礎免震を採用します。
延床面積は13,000平方メートルに上り、上層の2フロア以外は高速・大容量通信に対応するデータ通信施設になります。
敷地西側の二葉通りから。
中央が二葉の里5街区、データセンターは画像の中央少し左に伸びてきます。
新築された広島がん高精度放射線治療センターの前から。
着工から5ヶ月以上経ち、内部では基礎工事が行われていました。
設計と施工は一括して竹中工務店が担当します。
現在の広島鉄道病院の西側から。
この街路の突き当りが建設地です。背後では駅と駅南口で進められている再開発のクレーン達が見えています。
ここからの風景も一変することでしょう。
「エネコム広島ビル」は2016年7月の竣工、同年12月の稼働を予定します。