広島橋上駅新築他工事 2016.07(Vol.67) 自由通路の巨大屋根

広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)

7月中旬に撮影した画像で、66回目の更新をしています。↓
広島橋上駅新築他工事 2016.07(Vol.66) 自由通路上部の構築

7月末にも広島駅を訪れたので、その時に撮影した画像を簡単に紹介しておきます。

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西側→自由通路正面と移動しました。
広大な人工地盤の上部がみるみる構築されています。
自由通路部分にはいよいよ、東から西に傾いた片流れの大きな屋根が確認できるようになりました。

『活力とにぎわい、広島ならではのおもてなしを創出する空間』
というコンセプトで整備されている広島駅南北通路は、市が設置した公共建築デザイン検討委員会で
全体のデザインが議論されています。おさらいとして以下に載せておきます。

延長は180m、幅は15mの自由通路の天井は”広島らしい空間構成や採光・換気といった機能面に配慮した”という「折り」を演出。
(東側が大きく開いた谷折りのイメージ)
天井の「折り」の天井高は最も低い所で5.4m、最も高い所(東側)で8m。

今秋に部分供用開始、”新しい広島駅”を想像する

「折」り鶴の「折り」をイメージした下向きの三角形が、完成イメージ図通りです。

ズームアップ。

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東側は高さ4mくらいはあろうかというかなり大きな大開口になります。楽しみです。
通路の奥には1階へ降りるための階段(穴)も確認できますね。

自由通路⇔新しい跨線橋との接続部分。

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新跨線橋完成当時はぶつ切りの状態でしたが、この通り鉄骨が完全に繋がり一体となりました。
あの仮の壁の向こうには、現在暫定的にマツダ車が展示されています。
この展示について、ナボさんに教えていただいた情報によると、
自由通路の整備工事のため8月末をもって一旦中断となるそうです。
ナボさんありがとうございます。

現在はマイナーチェンジしたアクセラが展示されていますが、短い期間で見れなくなります。
秋口頃からこの中央改札口部分に手がつけられる事になりそうです。新跨線橋コンコース内でも自由通路工事を感じられますね。
お盆で広島に帰省されている方、ここへの展示は最後の撮影のチャンスです(笑)

ちなみに、自由通路の完成に合わせマツダ車の展示も再開されるとのこと。

最後にホームの様子を。

201607hiroshimaeki2-2.jpg

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真上が自由通路です。

広島駅自由通路は2017年度にも共用を開始します。

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