広島駅前Bブロックでは2016年8月の竣工を目指し、地上52階建てで分譲マンションや家電量販店等が入る西棟と、
商業施設や駐車場で構成される10階建ての東棟を建設する、大規模な再開発工事が行われています。
西棟は中区上八丁堀の「アーバンビューグランドタワー」を抜き中四国・九州で最も高いビルになります。
東棟の大部分は先行して2015年春頃から利用が開始されました。
【住友不動産】:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2016.07(Vol.44) 近づく竣工、完全な姿に
2013年4月から行われてきた建設工事が、2016年8月、完了します。
施設全体の愛称は「BIG FRONT ひろしま」。
建物は完全に完成した姿になり、その197.5m(西棟)という高さに、駅を行き交う人々を驚かせています。
西棟の核テナントとして地下2階~地上3階に進出する家電量販店大手ビックカメラの情報が、24日の新聞で報じられました。
【中国新聞】:ビックカメラ 基幹店級
開業日は2016年9月14日。
店舗の正式名称は「ビックカメラ広島駅前店」
となることが分かりました!ビックカメラは南区蟹屋町に店を構えていた2011年以来、5年ぶりの広島進出となります。
幅広い客層を想定し、品揃えは関東の基幹店と同等にし、家電の体験コーナーも充実させるとのことです。
地酒や寝具、自転車なども取り扱います。
Cブロック「エキシティ ヒロシマ」に入るエディオンも、家電以外の商品も取り扱う方針のようですから、
これから面白い競争が繰り広げられる事になりそうです。
南口駅前広場から。
西棟と東棟の間にエスカレーターが見えています。
横断歩道を渡り、建物の目の前へ。
長らく行き止まりになっていた歩道上の仮囲いが一部外され、西棟北側にあたる部分がここから見えるようになりました。
ビックカメラの入口はかなり嵩上げされたところにあるのが分かります。
左手前は、市の総合福祉センターやオフィスの入口になるのではないでしょうか。
一度、地下広場に入りました。
地下広場のサインに目が止まりました。
すでに「ビックフロントひろしま」や、「エキシティ ヒロシマ」、Bブロックオフィスに入居する「広島市総合福祉センター」の文字が入ったものに置き換えられています。
地下広場のBブロック側で行われていた工事もほぼ完了し、全貌が現れました。
もはや以前どのような状態だったかが思い出せません。
工事前はこのような状態でした。
広島駅南口Bブロック再開発 2014.01 (Vol.12) 住宅部は『シティタワー広島』に
階段に近い部分が大きく拡大したことが分かります。
また、地下広場のイベントスペースに設けられているモニターも、今年更新されました。
以前は4:3のビジョンだったのが、ハイビジョン化に伴い16:9になりました。枠が大きすぎて物足りないです。。
再び地上へ。施設南側の様子です。
道路の部分以外は完成しています!
ここから見る西棟の外壁がまるで巨大な壁のようですね。「ホテル川島」の看板も設置されました。
西棟と東棟の間の2階デッキは店舗や住居のエントランスになりますが、ガラス製の手摺や庇が使用されており開放感がありそうです。
駅前大橋南詰から。
毎月同じ角度から同じ構図で撮り続けました。31枚あります。
感慨深いです。
改めて定点観測をまとめてムービーにしてみるつもりです。
建物としては今月末で完成ということになりますが、今後検査が行われるので竣工は10月になるようです。
3週間後に迫ったビックカメラのオープンが楽しみです。
PC推奨です。
【Flickr】:2016/08 広島駅南口Bブロック再開発