広島高速5号線(東部線)は高架橋とトンネルで構成される約4kmと都市高速道路です。
広島高速1号線の終点となる「温品JCT」と広島駅北口を結びます。
トンネル部は地盤沈下の原因となる地下水への影響が極めて少ない「シールドマシン」による掘削へ変更されています。
二葉山トンネル、シールド工法で2014年度着工へ!
【広島高速道路公社】:広島高速5号線及び関連道路路線図
前回の状況です。
広島高速5号線建設工事 【温品地区】 2014.11 下部工事始まる
約8ヶ月ぶりです。間が空いてしまいました。
工事は順調に進んでいるようで、前回訪れた時に基礎工事が始まっていた高架橋の橋脚が完全な姿を現していました。
商業施設の「フォレオ広島東」の外階段から。
奥の広島高速道路公社の本社である青いビルの横をすり抜けるように5本の橋脚が立ち並びました。
工期は8月15日までですが完成しています。
広島高速2号線建設時に先行して作られた、この橋桁の先にあたります。
広島高速道路公社のHPにはビルの上から見下ろした写真も掲載されていますね。
【広島高速道路公社】:広島高速5号線及び関連道路路線図
断面図を見るとこの橋脚は2車線分しかなく、4車線化の時は新たに橋脚を建てる必要があるようです。
高架橋はこの先、新幹線の博多総合車両所広島支所の上空を通り中山地区に向います。
ものすごい数の車両が停泊しています。
2枚目に700系の先頭車両が写っていますがこれよりもう少し左側に橋が架かります。
車両基地の北側を通り中山方面に少し進みます。
歩道橋がある3差路付近に、作業車両の搬入口がありました。
車両基地を超えてきた橋桁はこの辺りに出てきます。
奥に先ほどの橋脚が見えています。
こちら側でもまもなく下部工事が始まるようです。
この辺りを歩いていて改めて思うのは、本当に交通環境が良くないことです。
フォレオ広島東の前辺りは戸坂方面に向かう車でいつも渋滞しています。
中にはバイクでこの遊歩道を走り抜ける方もいらっしゃいます。
私は歩道を背後から走ってきたバイクにクラクションを鳴らされました。「いや、誰が通る空間だよ・・・」
小さい子も歩きますしペットの散歩をされている方もおられます。非常に危険です。
元凶一つとなるのはもちろん芸備線と交わる「中山踏切」です。
交差点と踏切が一緒になったこの場所もいつ見ても危なっかしいです。
高速5号線の整備と同時にこの「中山中央線」を地下化し、地上の芸備線と立体交差する事が決まっています。
早期実現を望みたいです。
今回は以上です。