広島高速5号線(東部線)は高架橋とトンネルで構成される約4kmと都市高速道路です。
広島高速1号線の終点となる「温品JCT」と広島駅北口を結びます。
トンネル部は地盤沈下の原因となる地下水への影響が極めて少ない「シールドマシン」による掘削へ変更されました。
二葉山トンネル、シールド工法で2014年度着工へ!
【広島高速道路公社】:広島高速5号線及び関連道路路線図
広島駅北口インターチェンジ(仮称)暫定2車線完成予想図(上記公式HPより)
前回の状況です。
広島高速5号線建設工事 【広島駅北口】 2015.03 下部工事本格化!
今回は9月の中旬に撮影した画像になります。かなり時間が経ってしまいました。。
トンネルに近い、二葉の里地区でも北側の方では橋りょう部分の下部工事が進んでいます。
ちょうど料金所となる部分に幅の広いコンクリートの橋脚が複数姿を現しています。
山裾の方でも橋脚の一部が確認できます。
振り返るとこのような光景になっています。
現在大規模な再開発が複数行われている広島駅のすぐ北側にランプが降りていきます。
2枚目の写真で真ん中に写るホテルグランヴィア広島の手前(こちら側)には、
長距離バスの乗降場を併設した複合ホテルの建設が大和ハウス工業によって計画されています。
広島テレビなど3社、広島駅北へ複合施設建設。イメージ図など
広島高速1号を経て山陽自動車道と広島駅を結ぶこの広島高速5号線は非常に重要な役割を担います。
建設主体の広島高速道路公社は掘削するシールドトンネルについて、11月にも発注仕様等の審議を行い工事発注に向け動き出しました。
【建設通信新聞】:11月にもDB公告/高速5号シールドトンネル発注へ
22日に行われた会見では、整備計画であった2017年度の完成は非常に厳しい状態であることも分かりました。
5号線開通の延期は残念ですが、なんとか2020年の東京オリンピック・パラリンピックが開かれる頃には通れるようになっていることを願います。