JR大野浦駅、橋上化に向け着工

広島近郊におけるJR山陽線の駅でここ数年、自由通路の建設と橋上駅舎化を行う事例が相次いでいます。
大野浦駅もその一つです。
場所は広島県廿日市市、宮島口から2駅岩国方面に進んだ駅になります。
 
議員さんのブログです。
広畑裕一郎のがむしゃらブログ】:JR大野浦駅南北自由通路・橋上駅29年4月供用へ(廿日市市)
 
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平面図(上記HPより)
 
自由通路は長さ72m、幅3m。エレベーター2基と公衆トイレを新設します。
また、現在北口にある駅舎を橋上に移動させることで、北口広場の拡張と市道の拡幅も行われるそうです。
土地の制約上、自由通路は両駅前広場の正面ではなく、西側に少し離れた場所に建設されます。
7月16日、廿日市市はJR大野浦駅の改良工事に着手しました。
 
【中国新聞】:JR大野浦駅、自由通路着工
 
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(2015年7月17日付 中国新聞朝刊紙面より)
 
先週訪れた時の様子をまとめてみます。
まずは現在北口にある駅舎の様子を。
 
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細い路地に小さめのロータリーが面しています。
 
 
駐輪場のある、駅舎西側を。
 
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現場事務所ができている辺りに左奥から自由通路が接続され、そこから撮影地の北口広場の方に向かって階段が伸びてくる構造になります。
駅舎はガラス張りになり、この階段は山並みのスカイラインや海をイメージし曲線を描いたものになるそうです。
 
 
続いて南側へ移動します。
 
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国道2号線から少し入った場所へ大きな南口広場が整備されています。
 
 
が、驚くべきことにここから駅には直接入ることができません(笑)
 
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かなり異様な光景です(笑)
地元の強い要望を受け一時は南口整備に動き出したものの、政策転換等の事情によりこのような形になったようです。
約20年前には完成していたそうですから、今回の事業でようやくその要望が実現することになります。
駅の周辺は住宅街と工場が建ち並ぶという環境です。
これまでは駅東側の踏切まで大きく遠回りしなければなりませんでした。特に通勤時間帯における利便性は大きく向上しそうです。
 
 
さて、再び踏切を通り北口へ周り、駅構内に入ります。
 
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1番のりばから西側の岩国方面を見ています。
奥のほうではフェンスが取り付けられ工事が始まっています。橋上駅舎と自由通路が出来るのはあの辺りになります。
 
 
跨線橋には工事を知らせる貼り紙がありました。
 
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2・3番のりばから跨線橋の方を振り返ります。
 
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左奥の方が北口駅舎、右側が直接行くことができない南口広場です。
 
 
ホーム西側の工事をしている辺りへ。
 
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フェンスの中では駅舎の基礎を掘削するための準備が行われていました。
1番のりばでは仮のホーム屋根が既に設置されています。
 
 
大野浦駅改良のレポートは以上です。
余力のある時に再び訪れてみたいと思います。
 
 
自由通路・橋上駅舎の完成は2017年4月の予定です。
 
 
 
 
おまけ。南口のロータリーから国道2号線に入って少し西に進んだところに、
もみじ饅頭の「やまだ屋」のお店兼工場ギャラリーがありました。かなりおしゃれな外観です。
 
201507onoura-11.jpg


 

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