広島駅前Bブロックでは2016年6月の竣工を目指し、地上52階建てで分譲マンションや家電量販店等が入る西棟と、
商業施設や駐車場で構成される10階建ての東棟を建設する、大規模な再開発工事が行われています。
西棟は中四国・九州で最も高いビルになります。東棟の大部分は先行して2015年春頃から利用が開始されました。
【住友不動産】:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Bブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Bブロック再開発工事 2015.08(Vol.32) 西棟まもなく100mへ
広島駅東側の荒神陸橋から。
左奥でBブロック再開発工事、左手前でCブロック再開発工事、そして右奥で広島駅橋上駅舎工事。
この辺りのクレーンの数もかなり多くなっています。
「荒神陸橋」から南西へ歩みを進め、広電の軌道が通る「荒神橋」へ移動しました。
うわー高い!!
隣に建つエールエールA館(約60m)と比較してもその高さが分かると思います。
この撮影時点で地上28階のフロアまで到達していました。
高さはもう100メートルを突破していると思います。
ここから撮影した画像を載せるのは6月の更新以来ですが、その時はまだこの2/3程しかありませんでした。(画像)
敷地南西にあたる、駅前大橋南詰交差点からタワーを撮影。
そろそろ途中経過的な定点観測動画でも作ってみたくなってきました。
12階付近をよく見ると、「HOTEL KAWASHIMA」と西棟10・11階に入るホテル川島の文字盤が設置されています。
その上の免震層の更に上、分譲マンション「シティタワー広島」のロビーとなる13階にはガラス製の手すりが取り付けられていますね。
上の画像の、ちょうど対角となる北東側からタワーを見上げました。
最近できたもので例えれば、上八丁堀の「ザ・パークハウス広島タワー」以上の高さが既にあるわけで…。
成長がとにかく早いです。
現在は画像中央付近が何も建っていない空洞の状態になっていますが、完成時にはここが繋がります。
こちらは広島駅南口広場の西側から撮影したもの。
低層部の外壁も設置が進んでいます。
エールエールA館の屋上に移動しました。
屋上広場の向こうにそびえ立つBブロック西棟の迫力。ハンパじゃないです(笑)
屋上から見下ろす、西棟と猿猴川を。
画像右下で路面電車が止まっている橋が、記事前半で撮影していた「荒神橋」です。
西棟に目を向けると、写っている範囲で下から2層(10・11階)が「ホテル川島」、ひとつ上の12階が免震層、さらにその上が「シティタワー広島」のロビー階になります。
先程も書きましたがガラスの手すりが付きました。下から見ると空がよく反射します。
すべての階のバルコニーに設置が済めば、ビルの印象は今よりもツルッとしたものになるのではないかと思います。
Bブロック再開発に関する内容はこれで以上です。
2016年6月の竣工予定です。
最後に、以前にも紹介していますがBブロック南側に流れる猿猴川に架かる「猿猴橋」の復元工事が本格的に始まりました。
橋上には囲いが設けられ、元の欄干は撤去されています。
今年度末までの工期となっています。
未掲載画像含む、20枚アップロードしています。
【Flickr】:2015/09 広島駅南口Bブロック再開発