最近は広島駅ばかりの内容になってしまっています。
時間を見つけて他の話題も書きたいところですが、忙しいからこそ広島駅だけは欠かさずに完成まで記録したいのでどうかご容赦を。。m(_ _)m
広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回、2月初旬の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2016.02(Vol.34) デッキ上屋あらわに
2月の最終日曜に撮影に行ってきました。2月は2回目の更新になりますが、その間に2つの大きな変化がありました。
1つ目はこちら。
広島駅北口真正面の市道常盤橋若草線の上空に、3本目のデッキが架設されました!
若草町地区の市街地再開発「アクティブインターシティ広島」で1本目が誕生、昨年7月には西側のホテルグランヴィアの前を通る2本目が。
北口に整備される橋桁は今回が最後の橋桁になります。
ちょうど25日の仕事終わりにタイミングが重なったのでその時の様子を撮影してきました。
この区画を通行止めにして橋桁を移動、架設していきます。
最後までは居られませんでしたが巨大なものがゆっくりジャッキアップされていく様子は迫力ありました。
そして、、
翌日にはこの通り、巨大な橋桁が出現したこと意外は普段と変わらない日常が戻っていました。
改めて若草町の再開発ビルから。
北側のデッキの端は将来北側の二葉の里地区再開発ビルと接続できるよう5m程伸びています。
橋桁が居なくなった北口広場内。
橋桁が移動して再びガラリとした印象に戻りましたが、すぐにここでも橋脚と桁の工事が始まるでしょう。
駅構内との出入口がよく見えるようになりました。
ちなみに駅構内に貼られているJR西日本のポスター、現在は広島駅の工事が取り上げられています。
ちなみに例のポスターはやはり広島駅でした。先ほどの写真の明るい箇所の内部が写ってマス! pic.twitter.com/4OOe44NVhC
— 鯉党α (@urbanhiroshima) 2016年2月26日
さて、ここからは2つ目の大きな変化。
北口1階の在来線改札口付近で閉鎖されていた区画がリニューアルを施され、2月27日から供用開始となりました!
昨年5月、JRにより新幹線口駅舎の西半分が増築され、新幹線名店街が拡大リニューアルオープンしました。
これと同時に増築部分のコンコースは供用を開始したのですが、既存の新幹線高架下部分はその後すぐに閉鎖され工事に入っていました。
広島駅北口広場改良工事 2015.04(Vol.23) 未来担う北口コンコース
今回その工事に入った部分が大きくリニューアルされ復旧・供用開始となった運びです。
上のリンクの画像を見比べながら見ていただくと面白いと思います。
これは凄い・・・
まだ極一部が開放されただけですが以前の面影は消え去り、天井、床、柱の化粧板が新しくなりました。
昨年供用開始した増築部分とも連続性が取れ、古臭いイメージがますます無くなってきています。
柱には凝った意匠も。
増築部より一回り太い化粧板で覆われた既存高架部の柱。
上部には真っ白にライトアップされたスケルトンの装飾が設けられています。
水面にもみじの葉が浮かんでいるようなイメージでしょうか。立体的で美しいです。
1階は今後すぐに、これまで改札から構外に至る通路として使用していた部分のリニューアルに入るようで、
緑の柵で覆われている箇所は昨日から仮囲いで覆われ始めました。
そのため新幹線名店街の出入口が1ヶ所閉鎖となっています。
こちらの変化も楽しみです。
1階を後にし、中央のエスカレーターから2階に移動します。
エスカレーターを上がってすぐの場所、かつて旧跨線橋時代に在来線2階改札があったこの場所に、
仮設の柱や梁が大量に設置され始めました。
将来は自由通路の北端で、ペデストリアンデッキに至る北口のエントランスになる場所です。
どうやらここでも天井のリニューアルが始まるようです。
閉鎖せず利用者が通行できる状態のまま施工が行われるのは他とは異なる点ですね。
いつ完成するのでしょうか。
今年の秋にはペデストリアンデッキが全て完成します。
それまでには完了しているといいですね。
【Flickr】:2016/02 広島駅北口改良工事 2