広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
また遅くなってしまいましたが、7月末に撮影した様子を紹介します。
こちらは前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2016.06(Vol.38)
まずは北口構内の様子から。
前回の記事で紹介した、2階コンコースです。
1枚目の画像奥が、新幹線・在来線改札口で右手に新しくオープンした駅ナカコンビニという構図になります。
早くも仮設の足場の解体が始まり、リニューアルされた天井の化粧板が見えるようになってきました!
やはり、と言うか当然ながら増築部分のペデへ繋がる通路と同じデザインになっています。
撮影から数日後、8月に入ってしまっていますが、先週の平日夜に撮影した画像がこちら。
部分的に完全に足場が撤去されました。
美しすぎます。柱がまだむき出しの状態ですが、ここにもデジタルサイネージ付の化粧板が設けられると思われますので、完全にイメージが変わりますね。
ここが広島駅南北自由通路の北端になります。仮囲いの向こうに路面電車のりばまで繋がる通路が貫かれると思うとワクワクせざるを得ませんw
振り返って、2階から外のペデストリアンデッキに向かいます。
未だ未開通となっている中央デッキが、だんだん形作られてきました。
自由通路の延長線となる中央ペデストリアンデッキは、グランヴィア、シェラトン側のデッキより幅員が広く作られています。(約6m)
屋根の一部がガラスになっていれば良かったですが、そうではないようです。
グランヴィア側の西側デッキから見る中央デッキと、その終点の階段部分です。
階段を覆う屋根もはっきりと形が確認できるようになりました。
ここにはエスカレーターも設置されます。
移動して、東側のシェラトンホテル側デッキから。
駅とシェラトンを結ぶデッキはかなり完成に近づいています。
中央デッキの終点に位置するJR西日本広島支社のビルが、足場とシートに覆われていますが、
どうやら外壁の塗装が塗り変わっているようです。(防水工事も兼ねているかもしれません)
JR西日本はこの敷地をオフィスビルを含む文化複合施設として活用すると報道されて久しいですが、
この改修はどのような意味を持っているのでしょうか。
あまりに劣化がひどく暫定的な処置であればよいのですが、再開発に全くめどが立たない事による延命措置でないことを願います。
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最後に、再び新幹線口構内の様子を。
1階東側の、以前カフェやロッカーがあった場所です。
ここにトイレが新設されました。同時に階段を降りて右側にあったトイレが閉鎖されています。
駅ナカの商業施設として活用するための配置変更ですね。
ここはエスカレーターも新設されており、間違いなく数年後に大変貌を遂げるエリアになるでしょう。
写真に収めるのを忘れましたが、この春開業したグランヴィアに通じるペデストリアンデッキの下に
やはり地上の歩行者向けの上屋が姿を表そうとしていました。
また次回取材してきます。
今回は以上です。
北口ペデストリアンデッキは今年秋の完成予定です。