広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など
前回の状況です。
広島駅北 二葉の里5街区再開発 2016.06 (Vol.5) エネコムの外観完成
今回はエネコムの「EneWings広島データセンター」の南西側に予定されている、大和ハウス工業の複合棟の詳細が分かったので、それを中心にご紹介します。
“建築計画のお知らせ”により、複合等の詳細が判明しました。
高さ90.750m、地上20階・地下2階建て
延床面積49,709平方メートルで鉄骨造の建物になるようです。
また、施設の核となるホテルは201室を備え、ホテルグランヴィア広島(407室)やシェラトングランドホテル広島(238室)には及ばないものの、まずまずの規模の施設になります。
大和ハウス工業が今年5月に発表した中期経営計画に、この二葉の里プロジェクトが紹介されていました。
【大和ハウスグループ】:中期経営計画(PDF 2.4MB)
低層部のオフィス部分はガラス張りで美しいファサードになりそうです。
東隣に建設される広島テレビ本社ビル(リンク下部)との連続性も保たれるのではないでしょうか。
今年12月に着工、2019年3月末の完成を予定します。
建設予定地です。
現在はコインパーキングになっています。
ちなみに、エネコムのデータセンターは建物は竣工したようです。
そして、二葉の里5街区ではなく4街区になりますが、
移転完了した旧広島鉄道病院の建物は早くも解体工事が始まりました。
十分な広さはありますが、JR西日本はどのような活用を検討しているのでしょうか。