広島駅南口Cブロック再開発 2016.07(Vol.30) グランクロスタワー、上棟

広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業は南口広場の東側の区画に計画されている大規模再開発計画です。
家電量販店のエディオンなどが入る地上11階の商業棟と地上46階の住宅棟が建設されます。
施設全体の愛称は「エキシティ広島」に決まりました。
【NIPPO】:グランクロスタワー広島│広島駅南口Cブロック再開発事業
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業

前回の状況です。
広島駅南口Cブロック再開発 2016.06(Vol.29) 住宅棟40階突破

遅くなりました。
7月末に撮影した状況を紹介します。

広島駅南口広場から。

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高さ166m、地上46階建ての住宅棟「グランクロスタワー広島」は完全に最高部まで到達し上棟しました。
更に7月20日頃から建物を構築していたタワークレーンの内、南側のクレーンが解体に入りました。
7月末の撮影時には、すでにここから姿は確認できなくなっています。

それにしてもCブロック再開発「EKI CITY広島」は、南口正面から見たときの構図が良いですね。
ドーンとガラス張りの商業棟がまっすぐこちらを向き、その奥で超高層ビルが斜めにそびえている姿が最高にカッコいいです。
魅せる再開発ですねー。

その住宅棟「グランクロスタワー広島」を改めて、単体で撮影してみます。

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197m、地上52階のBブロック「シティタワー広島」と比べると、どうしても存在が薄れてしまうこちらのタワーですが、
こうして単体で見ると、やはりかなりの高さを持つタワーであることが判明しましたw
タワークレーンが見えなくなって、タワーのシルエットが分かりやすくなりましたね。
これまで広島一の高さだった「アーバンビューグランドタワー」よりも高いのですから、そりゃ高いですわ。

商業棟の状況です。

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大州通りが面する商業棟南面のです。
1階を覆っていた仮囲いが取り外され、外観が見えるようになりました!
斜めの庇が特徴的ですね。
歩道と接するこの部分はいわゆる「外向き店舗」で、主にもともと営業していた権利者の店舗が入ります。
核テナントのエディオンが入るのはこの内側になります。

こちらは南東側から。

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ガラス張りの部分も店舗が入ります。
タワークレーンは現時点では完全になくなっているかもしれません。

商業棟北側、フタバ図書の前から撮影したもの。

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駐車場のスロープや、施設の北側2階を貫くデッキがはっきり確認できるようになりました。
商業棟と住宅棟の間で、面積が広くなります。「デッキ広場」と呼ばれる空間になります。
将来的には建て替えられた駅ビルと2階で直結し、そのままマツダスタジアムまで行けるようになるはずです。
Cブロックの端(愛宕踏切付近)~スタジアム間のデッキの整備事業に進展が見られませんが、どのようなスケジュールになるのか気になります。

Cブロック再開発工事は2016年12月の竣工予定です。

【Flickr】:2016/07 広島駅南口Cブロック再開発

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