二葉の里西側へ広島東署の移転検討

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広島県と県警は現在中区富士見町にある広島東署を、再開発が行われる二葉の里地区への移転を検討していることが明らかになりました。
県警は広島市で「1区1署体制」づくりを進めており、管轄区が東区と府中町の全域、中区と南区の一部を管轄しており区域の見直しを視野に入れています。
2018年度にも移転の方針。
【中国新聞】:広島東署が二葉の里移転検討 (以下転載)

 広島県と県警が、広島東署(広島市中区富士見町)をJR広島駅北口の広島市東区二葉の里地区に移転させることを検討していることが7日、分かった。県は近く、同地区の国有地を購入する考えを国に伝え、2018年度にも移転させる方針でいる。県警は、東区を中心にした市内3区と府中町にまたがる管轄区域の見直しも視野に入れる。
 
 移転を想定するのは二葉の里地区の西端にある0・6ヘクタールの国有地。駅北口周辺を通る主要市道に面し、パトカーなどが素早く出動できる。県と市が着工を決めた広島高速5号二葉山トンネルの出入り口にも近い。
 
 中国財務局(中区)は12年12月から、西端の土地を含む二葉の里地区の国有地3・4ヘクタールについて、県や市に取得の意思があるかを照会中。県などは購入の希望を12年度中に伝え、財務局から認められれば建物の設計作業などに入る。順調に進めば18年度に移転し、業務を始める。
 
 移転に必要な事業費は未定。県などは繁華街に近い現在地(0・35ヘクタール)の売却益が見込まれることなどから、財源を捻出できるとみている。
 
 広島東署は現在、署員約370人。県内27署で2番目に多く、東区と府中町の全域のほか、中区と南区の一部を管轄。
 
 東区の各地区連合町内会なども11年、県と県警に二葉の里地区への移転を陳情。「東署が東区になく、事件、事故への迅速な対応に安心できる状況にない」と訴えていた。
 
 県警は広島市で「1区1署体制」づくりを進める。佐伯区を管轄する佐伯署の9月開設に伴い、管轄が複数の区にまたがるのは広島東署だけになるため、管轄区域の見直しを視野に入れる。

夕方のニュースによれば県は来年度予算に調査費を盛り込むとのことです。
 
ここが拠点になれば北西方面の東区も府中町、更には中心部へもアクセスがしやすいですし、
またがった区域を改めるためにも合理的で適しているかもしれませんね。
中国新聞の画像によれば予定地は二葉の里地区の一番西の端です。
二葉の里まちづくり基本計画では住宅が中心となるエリアの一つでしたが、若干変化しますね。
 
今年度中に、これらのエリア(東側の一部を除く)は区画整理をすすめるUR都市機構から自治体及び民間に引き渡されます。
記事にもあるように県または市に取得の意向があればそちらへ売却し、なければ民間へ。という流れになります。


 

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