ご存じの方も既に多いかもしれませんが、
JR西日本は2017年度までの中期経営計画をまとめ公表しました。
この中で広島都市圏への新保安システム導入と車両の新製がついに明記されました!
【JR西日本】:JR西日本グループ中期経営計画2017
この中のPDF13スライド目(左下ページ数では12ページ)、西日本各エリアの事業計画に記載されています。
JR西日本グループ中期経営計画2017(PDF形式 17.8メガバイト)
ページの下部に書いてある、2017年度までの主な投資先をここにまとめてみますと、
■新保安システム
■車両更新(広島地区)
■新駅(白島)
■可部線延伸
■広島駅開発
■広島鉄道病院新築移転
■新たな豪華列車
■駅改良・店舗開発(下関、新山口、徳山)
■岡山エリアCTC化
このように広島地区へのものが多数あり、
まさにようやく広島にも投資の順番が回ってくるんだということを感じますね。(白島や可部線は行政のタイミングがたまたまかぶったとも言えますが)
「広島駅開発」が明記されたのも一安心ですね。
同じ資料の11ページ、新幹線の事業戦略にも「駅設備リニューアル(広島)」と書いてあります。
一連の橋上駅新築工事の一環でしょうね。
「広島駅」というスポットにわざわざ来たいと思われるような様変わりを期待したいです。
この間には広電駅前大橋線の広島駅乗り入れの議論にも決着が付き、駅ビルの建て替えも現実のものとなっていてほしいです。
鉄道病院に関してはまた別の記事で書きます。
さて待望の新型車に話を戻しまして、
今回公式に「新保安システムと新製車両導入」が発表されました。
新安保システムというのは五日市駅等で試験を行なっている「ATS-M」というものですね。(詳しくは分かりません(笑))
車両についても「新製」と書かれているので、関西で走っていたものがこちらに流れてくるのではなく広島向けにJR車両を製造する事になりそうです。
2017年度までの中期経営計画なので、どんなに遅くてもそれまでには広島で営業運転する姿がみられそうです。
簡単には信じられませんが(笑)、これは本当にありがたいことですね。
2度目になりますが、“やっと広島の順番が回ってきた”!
今後広島駅開発も含めて非常に楽しみにしたいです。