新型車というより新製車両という方が適切?
中国新聞によると、広島地区へ投入されるJR車両の新車は2014年度から順次運行されることが分かりました!
【中国新聞】:山陽線に14年度から新型車両 (以下転載)
JR西日本は、広島支社管内の山陽線白市―岩国間に、2014年度から順次、新しい電車を投入する。同支社管内に新型車両が入るのは約30年ぶり。同社の真鍋精志社長が13日、大阪市内で発表した中期経営計画(13~17年度)の中で示した。
新型車両は、傾斜のある山陽線向けに新たに設計。現在走っている115系車両と順次、入れ替える。具体的な投入スケジュールは今後、詰める。
同支社管内への新しい車両は旧国鉄時代の1982年から83年にかけて投入して以来。製造後50年が経過している車両もあり、更新が課題となっていた。JR西日本は広島支社管内に今ある自動列車停止装置(ATS)に替わる新しい保安システムを14年度から導入予定で、それに合わせて、新型車両を採用することにした。
【関連】:JR西、広島へ車両”新製”を公式に!中期経営計画で
新型車は
2014年度から順次投入
山陽本線の白市-岩国間
傾斜のある山陽線向けに新たに設計
新保安システム(ATS-M)の導入も14年度から
ということが分かりました。
現時点でここまで既に決まっているとは驚くと同時に本当に嬉しい話です!
一気に全て置き換える訳にはいかないので、当面は白市-岩国間での運用になりそうです。
傾斜が続く山陽本線向けに新たに設計するとのことですから、やっぱり”新型車”(に近いもの)ですね(笑)
年度という表現なので考えられる期間の幅は広いですが、
2015年3月と考えると白島新駅開業や可部線電化延伸とピッタリ同時になります。
デビューさせるならやはりここかなと思いますね。
いずれにしろ白島新駅開業や広島駅橋上化・駅ナカ開発までには間違いなく新車が広島を走っていることになります。
「それまでには新車が走っている状態だったいいな」なんて思っていましたが、本当にそうなるとは(笑)
あとは導入のペースですよね。
広島駅開発を中心に投資が重なるので厳しい面もあるかと思いますが、
可部線、呉線、区間外の山陽本線も走る電車は同じ国鉄車両ですから(笑)、冷遇されてきた分手厚い対応を期待したいものです。