民主党の政策により6月から1年間、
全国の高速道路の18パーセントに当たる37路線が無料化されることになりましたね。
平成22年度 高速道路無料化社会実験計画(案)(PDF ファイル)
無料高速道路37路線発表 地方中心に全体の18%
広島近辺では中国道につながる浜田道、広島・呉を結ぶ広島呉道路(クレアライン)が無料になります。
湯崎知事が提案した中国道の無料化は今回の実験では対象になりませんでした。
注目したいのが「広島呉道路」。
この道路は国道31号線の渋滞緩和のために作られた道路ですが、
900円という高い料金のため通行量は少なかったハズ。
広島呉道路は今年の春に開通予定の広島高速2号線、3号線と仁保JCTで接続します。
このことは広島高速の利用促進にもなり得るのでいいですね。
呉から広島市内に車で通勤する方にとってはクレアラインの無料化・広島高速の開通とかなり便利になります。
とは言っても私はぜひとも湯崎県知事の言うとおり、中国自動車道が無料化されてほしかった。。
前にも書いたかもしれませんが、中国道が無料になると今まで山陽道に偏っていた車が無料の中国道に流れます。
すると山陽道の渋滞が緩和され広島市内から広島空港へ向かうリムジンバスの欠航・遅れをある程度改善できるのです。
本格的にこの政策が始まる(であろう)来年には中国道もぜひ対象にしてもらいたいものです。
そもそも今回無料化が決まった道路はほとんど交通量の少ない道路ばかり。
ある程度交通量のある道路でないと、実験にならない気もします。
というか無料化に拘らず、
交通量の少ない道路を1000円、いつも渋滞する道路を2000?3000円のようにすれば
交通量が満遍なくなり渋滞も少なくなりそうなものですがねぇ。
車に乗らない人にとっては不公平だという意見もありますし。(受益者負担の考え)