JR廿日市駅北口一帯 2020.09 橋梁工事が行われる『畑口寺田線』の様子など

廿日市市は、2016年に供用を開始したJR廿日市駅の南北自由通路を中心に、
駅周辺の土地区画整理、都市計画道路の整備を進めています。

大規模な区画整理により、大半が山だった駅の北側に、広大な宅地が造成され街並みが一変する最中にあります。

都市計画道路の大規模な工事が行われているという情報も耳にしていたので、
駅の橋上化、南北自由通路整備で定期的に訪れて以来、
およそ4年ぶりに廿日市駅周辺を歩いてきました。

広島県廿日市市のJR山陽本線「廿日市駅」では、2015年度の完成に向け南北自由通路を建設し駅を橋上化する工事が行われています。 【広畑裕一郎のがむしゃらブログ】:JR廿日市駅自由
廿日市市とJR西日本は、JR廿日市駅の南北自由通路の整備とそれに伴う駅の橋上化を行う工事を進めてきました。 昨年10月に南側階段から2階改札口までが暫定供用を開始しその素晴らしい

 

 

徒歩と車載動画で巡ってきた様子を編集した動画です。

動画の冒頭にありますが、個人的には広電廿日市駅からJR廿日市駅までの道路が完成して供用開始している事に驚きました。
かつては入り組んだ細い道しかありませんでした。

 

整備前の様子はこのあたりの記事でよく把握できると思います。

橋上化されるJR廿日市駅 準備工事始まる

当時から道路の計画の存在は知っていましたが、改めて供用開始した光景を目の当たりにすると感慨深いです。

 

やはり見応えがあるのはJR廿日市駅の橋上駅舎。

201510hatsukaichi1-13.jpg
(2015年撮影)

 

動画でも写していますが、美しさを維持していました。

 

 

北口の状況です。

動画では駅から北口の光景の定点観測のようなものを付けてみました。
ある程度区画整理された状態からの写真しか持っていませんが、
整備前にこの様な広い道路はなく、小高い山しかない様な場所でした。

 

北口エリアを東西に貫く、都市計画道路「畑口寺田線」。

現在は駅北口一帯の城内地区と広島市に隣接する佐方地区を隔てる川の手前まで開通しています。

 

この先では、廿日市市により「畑口寺田線 4工区」が整備中です。ここが2つ目の驚いたポイントです。

 

自動車は通れず歩道のみは開放されています。川と道路を超える橋梁が姿を表していました!

 

付近にあったイメージ図と。

 

西広島バイパス「佐方PA」付近から降りてきて国道2号(宮島街道)に至る市道をオーバーパスします。
ここ、現状ではこの先の広島工業大学方面に行こうと思うと、北側の方に迂回して下の道に合流する必要があり、両地区の行き来はあまり便利ではありませんでした。

橋梁が降りてくる、画像奥の方では以前までは住宅が密集していたのですが、
用地買収に協力頂いたおかげで広い土地が確保されています。

 

この記事を作るにあたって完成時期を調べたのですが、情報が見つかりませんでした。
整備を行う廿日市市は令和2年度予算におよそ2億円を計上し橋梁上部工事などを行うこととしています。

現在の状態からして今年度中の開通は微妙なところです。

今後も整備状況を気にかけておきたいです。

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