廿日市市とJR西日本は、JR廿日市駅の南北自由通路の整備とそれに伴う駅の橋上化を行う工事を進めてきました。
昨年10月に南側階段から2階改札口までが暫定供用を開始しその素晴らしい内装の通路を見せてくれましたが、
今年の2月20日に北側階段が供用を開始し、南口と北口を繋ぐ自由通路が「開通」しました。
前回の状況です。
JR廿日市駅 橋上化工事 2015.10(Vol.7) ここにしか無い駅舎の誕生
駅構内のホームの様子から。
改札口が2階に移動して半年経ちました。
地元の利用者にもかなり定着したのではないかと思います。
この春から登場した休日の快速「シティライナー」では、廿日市は通過駅となります。
停車する列車も通過列車も新型車両がかなりの割合を占めます。
改札を出ます。北口広場に行く前に、南口へ降りる階段付近の様子です。
相変わらず木のぬくもりを感じられる、他とは一線を画する駅舎です。
前回はエレベーターがまだ工事中でしたが、こちらも2月20日から使用できるようになりました。
時間の都合で外には降りていません…
さて、ここから新たに開業した北口広場に向かいます。
自由通路の北端から。
画像左側にまだ仮囲いが残ります。
エレベーターと北口東向きに降りる階段が整備中です。
自由通路北端から見る、北口のビューです。
2月に供用を開始したのはこの北口広場西向きに降りる階段です。
コンパクトですが南口と同じ
目の前でマンションの建設が始まっていたり、隣で食品スーパーの「フジ」がオープンしていたりと、
ほんの1年前とは全く違う景色が広がっていました。
JR廿日市駅南北自由通路 新設工事 2015.04(Vol.4) 鉄骨工事で激変!
北口に乗り入れるバスやタクシーのため、こちらの西側には上屋が完備されています。
ここからホームがすぐそばに見えました。
着工前、名物だった桜が見られなくなるようなことを読んだ記憶がありますが、この通り同じように電車を待つ間は桜を見ることができています。
北口駅前広場から、駅舎を。
切妻の屋根が左右対称に階段まで続いていて綺麗ですね。
透明感のあるガラスと木材のマッチングも良いです。
北口のロータリーはこの時造成中。7月末に全て完成する予定です。
廿日市駅北口から、北側の佐方小学校方面。
東側にスーパー、西側に分譲マンションが建ち始め、街並みは激変しています。
丘を切り開いて造成されたこの付近一帯は、新たな住宅街として今後成長しそうです。