JR西広島駅橋上化工事 2021.03(Vol.11) 人工地盤に覆われたホーム

広島市西部の交通結節点である西広島駅では、
アストラムラインが延伸されるのに合わせ、一気に駅本体と周辺のブラッシュアップが一気に動き出しています。
・JR西広島駅の南北自由通路の整備・橋上駅舎の整備(2022年度末開業予定)
・駅南口の約1.8haに、商業・教育・交流施設や100m級タワーマンションを建設する再開発(当初2022年度開業予定)
・アストラムライン西広島駅までの延伸整備と、北口一帯区画整理(2030年前後接続予定)

広島市は、デルタ西の結節点であるJR西広島駅について、 南北自由通路と橋上駅舎を整備する計画を明らかにしました。 1日に中国新聞を通じて公開されたイメージ図などをもとに記事を書
コメントで教えていただきました。 遅くなりましたが、ありがとうございます。 広島駅から岩国方面へ3駅、将来アストラムラインの延伸先となるJR西広島駅の周辺で、 市街地再開

Sponsored Link

 

事業の概要と前回のおさらい

【広島市】:西広島駅自由通路等の整備について

南口イメージ(広島市)

 

【西広島駅自由通路等の整備】

自由通路等の概要 ・延長:約110m(うちJR山陽本線横断部 約40m)
・幅員:8m(一般部)、2.5~3.0m(階段部)
・昇降設備(自由通路):エレベーター2基、エスカレーター4基
・昇降設備(橋上駅舎):エレベーター2基、エスカレーター4基
デザインほか ・内装には天井や壁の一部に木材を多様し、木漏れ日のように太陽光が差し込む
・外観は地名「己斐」の由来となった黒い鯉の言い伝えをもとに、黒に近い灰色を基調に
・自由通路に面した西側にはJRが店舗を誘致
着工予定 2019年度
開業予定 暫定開業:2022年3月(橋上駅舎など)
全面開業:2022年度末(自由通路など)
事業費 約59億円

 

前回の状況です。

広島市西部の交通結節点である西広島駅では、 アストラムラインが延伸されるのに合わせ、一気に駅本体と周辺のブラッシュアップが一気に動き出しています。 ・JR西広島駅の南北自由通路

 

 

鉄骨工事進行 自由通路の屋根が見えた!

南口広場正面から、建設中の橋上駅舎を見ました。

 

凄い!駅舎の輪郭が見えるまでになっています!

 

これは自由通路の屋根の骨組みですね。

自由通路は延長約110m、幅8mで、大きく設けられた窓から自然光を取り込むデザインとなります。木材を多様した特徴的な内装になる予定です。

 

西広島駅自由通路 全面的に木材を使った美しい空間に

 

南東側から。

 

仮駅舎と並びます。ファサードの面は従来の駅舎および仮駅舎とそれほど変わらないですね。

 

こちらは北口です。

 

北口でも同様に自由通路の上屋の鉄骨形状が確認できます。

自由通路から左右に伸びるように、階段の躯体も確認できますね。

 

 

ホーム上は人工地盤に覆われた別世界に

仮駅舎から改札内に入りました。

 

えーー!もうこんなことになったのか…!

 

前回の更新時に確認した鉄骨の梁にスラブデッキが乗り、完全に橋上駅舎の雰囲気になりました。

広島駅を除き、広島近郊で橋上化されている駅舎の中で、西広島駅は人工地盤の面積は大きい部類です。
自由通路と改札コンコースに加え、自由通路に面した線路上空の店舗も併設されるためです。

 

コンコースとをつなぐ階段。

 

コンコース部分はまだ青空が見えています。
ホーム上の景色は一変しましたが、これから床版のコンクリート打設や屋根工事などまだまだ道半ばですね。

 

少し離れたところから。

 

現在、架線は仮設で設けられた架線柱同士で結ばれている状態ですが、
最終的には橋上駅舎の鉄骨から支持される形になると思われます。

 

コンコースからホームへの階段を先程お見せしましたが、反対方向にももちろん設けられます。

反対方向の階段が設けられる場所には、旧来の跨線橋からの階段が存在しているため、未施工になっています。
2022年3月の暫定開業時に、現跨線橋から橋上駅舎の新跨線橋に切り替えられ、
順次撤去しながら反対方向の階段を新設すると思われます。

 

 

現在の跨線橋から広島方面の2・3番のりばに降りました。

前回同じ角度から撮影しましたが、別の駅のようです。

 

(2021年1月撮影)

 

ポッカリと空いた穴はエレベーターの設置位置。

 

コンコースへの階段も施工中です。

 

階段の横にもう一列細長いスペースがありますが、
ここにはエスカレーターが設置される予定です。

ホームへのエスカレーターは、広島、岩国など拠点駅では普通に設置されていますが、
こうした近郊駅の一つに設けられるのは非常に珍しいですね。
先程触れた自由通路への店舗設置にしても、
広電の市内線・鉄道線との乗換駅、将来はアストラムラインとの乗換駅にもなることから、一般的な近郊駅とはグレードが若干引き上げられているように感じます。

 

人工地盤の下に滑り込んできた227系。

 

JR西広島駅の自由通路整備・橋上化工事は、
2022年3月に橋上駅舎などが暫定開業、2022年度末に自由通路などが全面開業する予定です。

Sponsored Link

9 comments

  1. aho Reply

    完成が楽しみです!
    ところで、ゆめマート側は再開発しないのなって思っています。

  2. えみ Reply

    己斐の高層ビル計画はもう進んでないのかしら?気になりますね

  3. タミー Reply

    ブログ更新お疲れ様です。

    凄いですね。このコロナ禍の厳しい状況下でのこのスピード感は、驚きとともに本当にありがたく感謝、感謝、感謝です。

    JR西日本の広島シティネットワーク内では、特に山陽本線沿線はこの西広島駅だけではなく、既存各駅のリニューアル、新駅誕生及びその周辺の再開発・開発が活発になっており、そのスピード感には驚愕を越えて脅威さえ感じます。

    広島市は広島駅周辺の新都心化による楕円形の街づくりを提唱していますが、この勢いは雪崩をうって一気に広島駅周辺地域への一極集中となりそうな懸念さえ感じます。

    ヒト・モノ・カネの動きは情報と共に常に変化するので非常に恐ろしいものです。

    今後は、プラスの動きを抑制するのではなく、良い意味での競争原理が働いて住み良い街づくりに期待したいと思います。

  4. 桜舞い散る Reply

    とても参考になり、どうなっていくか非常に楽しみです。

    北口の区画整理で道がどのようにできるのかを詳しく教えて頂きたいです。

  5. MT Reply

    そう言えば五日市も廿日市もエレベータはあるがエスカレータは無かったですね。
    西広島は利用客が多いですからね。
    アストラムラインが延伸すれば更に増えるでしょうから、あって当然かもです。

    • ツネ

      利用客は五日市の方が多いんですけどね。
      あとは横川とかはもっと多かったはずですが、いずれもそのような設備は無く階段とエレベーターだけですね。

  6. Reply

    今までの駅舎があまりにも規模が小さかったですから、
    新しくなる姿が待ち遠しいですね。
    広島市内にありながら、「私鉄〝山陽鉄道〟」って感じで
    ノスタルジック感逆に好きでしたが、
    いよいよ己斐も近代化しますね。

    このコロナ禍でも順調に進んでいるようでホッとしました。

  7. もみじまんじゅう Reply

    西広の駅も早くリニューアルすればいいのにと願っていましたが、ちょっと遅いくらいですよね。海田市駅までの高架の話はどうなったのか?JR西日本にはもっと大阪以西に投資してほしいものです。
    あと個人的にはJR宮島口駅も早く整備してほしいです。フェリーターミナルの一期目の工事も終わり、現在は広電の駅の移設と立体駐車場の工事に取り掛かっていますが、JR宮島口駅からは相変わらずの暗い地下道を潜って国道2号線を渡らないといけないし、世界から人が訪れる宮島の玄関口としては如何なものか… JR宮島口駅からペデストリアンデッキを歩いてそのままフェリーターミナルまで通じるのは何時になるやら。

  8. タミー Reply

    JR西広島駅の山陽本線で隣となる新井口駅に接続している大型商業施設のアルパーク改装の報道がありましたね。

    新しく運営する大和ハウス工業のグループ会社によるとスーパーマーケットも新装アルパークに入居予定とのことです。

    先月リニューアルオープンした山陽本線横川駅前の地場食品スーパー・フレスタ横川本店と西広島駅を挟んで両隣の駅周辺で商業施設・特にスーパーマーケットの強化が図られています。

    そうなると、広電会館(広電ストアー・マダムジョイ入居)跡にできる複合ビルの商業施設がどうなるのかが非常に気になります。

    横川駅周辺はは古くからの商店街・町工場から成長した企業の本社・本店が多く、また新井口駅周辺は広島都市圏の卸売・製造業者を集結させた商工センターという巨大な職域を後背地としています。

    西広島駅周辺は以前は広電会館を中心としたターミナル型の街づくりをしていましたが、特に隣の新井口駅周辺(商工センター)の台頭が大きく影響して長い間経済活動が停滞しJR山陽本線での両隣駅周辺と比較して経済活動がそれほど活発とは言えない状況が続いています。

    西広島駅周辺には横川駅周辺と同様に古くからの商店街・町工場がありドリームベッドの本社等もありますが、後背地としては己斐中、己斐上の団地をはじめとした住宅地のイメージの方が強い様に思います。

    西広島駅周辺の再開発についての構想は、どうしても両隣の横川・新井口駅周辺に先を越された感じがするので、ユニークな街づくりで我々を驚かせて欲しいと願っています。

    頑張れ!己斐・西広島

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

【お読みください】

  • お名前(ニックネーム)は必須入力となっています。
  • いただいたコメントは管理人が承認しますので、表示されるまでお時間をいただく場合がございます。
  • スパム対策のため日本語が含まれないコメントは投稿できませんのでご注意ください。