ヒルトン広島 新築工事 2021.05(Vol.13) 低層部分の外壁設置が始まる

広島県や地元財界などが出資する「瀬戸内ブランドコーポレーション」は、中区富士見町の県警東署跡地一帯で「ヒルトン広島」となるホテル建設を進めています。
ホテル誘致のため設立した特別目的会社が運営受託契約を締結しました。

ホテルは高さ94.5m、地上22階・塔屋2階で420室の客室を備えます。
2020年2月に着工しており、2022年4月の竣工を目指します。

付帯機能としてレストラン・ラウンジ・バー、屋内プール、フィットネス、スパ、チャペル、会議施設などが整備されるフルサービスホテルとなる予定です。

 

前回の状況はこちら。

広島県や地元財界などが出資する「瀬戸内ブランドコーポレーション」は、中区富士見町の県警東署跡地一帯で「ヒルトン広島」となるホテル建設を進めています。 ホテル誘致のため設立した特別

 

 

事業概要

建物の詳細な規模やイメージはこちらにまとめています。

 

 

外壁となるカーテンウォール取り付け開始!

フジグラン広島前から。今回のトピックはこちらでしょう!

 

かなり高さをましてきたとともに、早くも低層部分の外壁となるPCカーテンウォールの取り付けが始まりました!

 

真横から見ると高層部と低層部の「L字型」となる建物の低層部分はまだ繋がっていません。
その断面部から外壁をじっくり見てみます。

 

 

イメージ図の印象よりも白く感じますが、
タイル張りとなっている間のスリットは黒くなり、開口部には大きな窓ガラスも入るので、完成時にはもう少し引き締まった外観になると思います。

 

横幅、縦幅ともに見上げると相当な大きさを感じます。

 

これでも客室が入る高層部分はこのようにセットバックしているので、圧迫感は軽減されています。

 

低層部分。

 

「L字型」の下の部分です。

 

南下し、保健所前交差点から。

この交差点からも定期的に撮影を続けていますが、ようやく撮りがいのある状況になってきました。

 

 

着々と高さ増す 16階を突破!

外壁に注目しましたが、鉄骨建方も順調に進んでおり、取材時は16階を構築中でした。

 

すでに首が痛くなる高さと横の広さ。完成は22階なのでまだ6フロアも高くなります。
つい先日、紙屋町に「ひろぎんホールディングス本社ビル」が開業しました。
高さは約94.5mでピッタリ同じです。
やはり100mクラスは高くもあり「デカイ」。

広島銀行が建て替えを進めていた本店及びひろぎんホールディングスの本社ビルが完成し、 5月6日に1階の店舗などがオープンしました。 新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、

延床もほぼ互角です。ひろぎんは駐車場棟、こちらは低層部を含む面積なので、
タワー部分の太さも同じくらいではないかと思われます。

 

西側に抜けました。

この密集度。

 

そのまま西の国泰寺方面に離れてみました。

この巨大さが伝わりますでしょうか。

 

こちらは平和大通りです。

 

並木通り入口交差点、三川町交差点あたりからもこの通りビル本体が見えるようになってきました。

 

「ヒルトン広島」は、2022年4月の竣工、2022年中の開業の予定です。

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