JR西広島駅自由通路等整備 橋上化工事 2022.03(Vol.20)

広島市とJR西日本が改良工事を行っていた山陽本線の西広島駅が一部完成し、
2021年12月19日(日)に自由通路と橋上駅舎が供用を開始しました。

長さ約110mの自由通路により、駅の南北をいつでも往来できるようになるほか、
駅機能が橋上駅舎に集約され、バリアフリー化が実現しました。

この時点で西広島駅は暫定開業となっており、
旧跨線橋の撤去、横川方の階段設置などが全て整う全面開業に向けて工事が続いています。

 

前回の状況です。

広島市とJR西日本が改良工事を行っていた山陽本線の西広島駅が一部完成し、 2021年12月19日(日)に自由通路と橋上駅舎が供用を開始しました。 長さ約110mの自由通路に

 

自由通路および橋上駅舎の開業レポートです。

広島市とJR西日本が改良工事を行っていた山陽本線の西広島駅が一部完成し、 2021年12月19日(日)に暫定開業しました。 長さ約110mの自由通路により、駅の南北をいつで
広島市とJR西日本が改良工事を行っていた山陽本線の西広島駅が一部完成し、 2021年12月19日(日)に暫定開業しました。 長さ約110mの自由通路により、駅の南北をいつで

 

 

事業概要

【広島市】:西広島駅自由通路等の整備について

南口イメージ(広島市)

 

【JR西日本】:西広島駅自由通路・橋上駅舎及び店舗の開業について(PDF, 327KB)

平面図(上記資料より)

 

【西広島駅自由通路等の整備】

自由通路等の概要 ・延長:約110m(うちJR山陽本線横断部 約40m)
・幅員:8m(一般部)、2.5~3.0m(階段部)
・昇降設備(自由通路):エレベーター2基、エスカレーター4基
・昇降設備(橋上駅舎):エレベーター2基、エスカレーター4基
デザインほか ・内装には天井や壁の一部に木材を多様し、木漏れ日のように太陽光が差し込む
・外観は地名「己斐」の由来となった黒い鯉の言い伝えをもとに、黒に近い灰色を基調に
・自由通路に面した西側にはJRが店舗を誘致
着工 2019年度
開業予定 暫定開業:2021年12月19日(日)(自由通路・橋上駅舎)
全面開業:2022年度末(横川方のホーム階段など)
事業費 約59億円

 

旧跨線橋が撤去

南口広場から。

 

橋上駅舎の横川方にあった旧跨線橋の撤去が進みます。
南口広場からは旧跨線橋からホームに続いていた階段が、かろうじてシルエットを残すのみとなっているのが確認できます。

 

JR改札内から、先程見えていた下りホームの階段をみてみます。

 

 

線路の上空にあった旧跨線橋は完全に姿を消しました。
階段もこのように解体されているところ。(3月5日時点)
レールを再利用した骨組みと木材でできていることがよく分かります。
現在はもうなくなっているかもしれません。

 

こちらは上りホーム。

 

 

上りホーム(2・3番のりば)は、階段も完全になくなりました。
同じ場所に、新しい橋上駅舎からの階段・ESCが降りてくる形となります。

 

 

暫定の北口広場がまもなく供用開始?

北口広場に降りてみました。

 

 

自由通路開業前は南口からこの北口に来るのがどれほど億劫だったことか…。
北口ではアストラムラインの整備を伴う区画整理が行われ、駅前広場が整備される予定です。
しかしその前に、現時点の駅前の用地を活用した暫定的なロータリーが姿を表そうとしています。

またJRや広島市からプレスリリースがあると思われます。

 

 

少し様子が変わった?自由通路の状況

自由通路が美しすぎて、また撮ってしまいました。

この時だけたまたまかもしれませんが、間接照明が点灯していました。

 

自由通路としては唯一無二ではないでしょうか。

 

 

旧跨線橋を撤去して階段を整備して全面開業となります。
西広島駅の全面開業は2022年度末の予定です。

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