広島JPビルディング 建設状況 2022.04（Vol.34）

日本郵政不動産は、広島駅南口で「広島JPビルディング」の建設を進めています。
かつての広島東郵便局を再開発する「広島駅南口計画(仮称)」として、2019年5月に概要が明らかにされました。
再開発ビルは、オフィスを主体とし、店舗、駐車場も備える地上19階建て・延約4万4,000平方メートルの大規模な複合ビルになる予定です。
2020年6月に着工しており、2022年秋ごろの開業を目指します。

前回の状況はこちら。

広島JPビルディング 建設状況 2022.03（Vol.33） 夜に浮かぶ光の箱

日本郵政不動産は、広島駅南口で「広島JPビルディング」の建設を進めています。 かつての広島東郵便局を再開発する「広島駅南口計画(仮称)」として、2019年5月に概要が明らかにされ

2022-04-04 12:00

事業概要

【日本郵政不動産】：広島駅南口計画（仮称）

【CBRE】：広島駅南口計画(仮称)

建物の詳細な規模やイメージはこちらにまとめています。

【建設中】広島JPビルディング

タワークレーンは解体 店舗部分の吹き抜けなど

広島駅南口から。

ご覧のように、ついにタワークレーンが2基とも解体されました。
比較的小さな設備を持ち上げる小型のクレーンが現在は作業をしています。

最上階となるPH階（塔屋）部分にもガラスの外壁が取り付けられました。
側面と同様に、白いスリット状の意匠が最上部にもこれから取り付けられるものと思います。

店舗、駐車場が入る低層部。

新広島駅ビルのペデストリアンデッキが店舗2階に繋がります。
繋がる場所は2階まで吹き抜けになっています。

西側から。

かなりの面積でネットやシート類が外されました。
高層部分は室外機などが集中して設置されるようになっていますが。ルーバーで見えないようにしてあったり、ガラスの面積も大きかったりと、悪くはないのではないでしょうか。

低層部分の自走式駐車場が少しだけ見えていますね。

駅西高架橋に隣接する部分。建物の西面にあたります。

とうとうシートがほとんど外され、外観が見えるようになりましたね！
店舗となる1階は開放的になるよう、城北通り側はガラス張りになっています。

内部の様子。

通り向けには全面ガラスのカーテンウォールが設置されそうです。

それにしても駅西高架橋が近い。

線路側はバックヤードとして使われそうです。

北面はほとんどシートが外される

JRの線路側から見ていきます。

このくらいの距離から見上げたときのスリムさ、スマートささが好きです。

驚いたのは低層部分・

北面のみ、足場とシートのほとんどが撤去され、外観がはっきりと見えるようになりました。
内部は店舗と自走式駐車場なので、開口部は全く無く地味なものとなっています。

見上げてみます。

完成時にライトアップするためのアッパーライトが並んでいるのが確認できます。

広島東郵便局を建て替える「広島駅南口計画(仮称)」は、2022年秋頃の開業予定、
広島駅南口の新駅ビルは2025年春の開業予定です。