リニューアルオープンしたマツダミュージアム 2022.07

自動車メーカー大手のマツダは、広島県府中町の本社に併設された「マツダミュージアム」をリニューアルし、
2022年5月23日から一般公開を再開しました。

館内はマツダのブランド発信拠点としての機能を強化し、最新のディーラーなどで見られるようなモノトーンに一新したほか、
創業100周年を迎えた同社の歴史を10のゾーンに分けた展示方式に刷新されています。

MAZDA3オーナーとしても楽しみにしておりまして、先日行くことができたので皆様にもご紹介します。

 

 

 

【MAZDA】:マツダミュージアム

リニューアルされたマツダミュージアムは、コロナ禍ということもあり現在は完全予約制となっています。
上記の公式サイトの予約ページから行うことができます。
入館料は変わらず無料です!

 

さらに特筆したいのが、土曜日特別開館
これまでは会社創業日である平日のみの開館だったのですが、月に一度、第1土曜日の開館もスタートしました。

こちらも予約制で、公式サイトの専用ページより開催日の前月の第3金曜日から申し込みすることが可能です。
(8月の特別開館は今のところ案内されておらず、コロナの再拡大を受けて見合わせているものと思われます。)

平日は仕事で行くことが難しかった会社勤めの方、遠方より来訪される方にとっては嬉しい取り組みですよね。
私は以前、多少でもお金をとってもいいから休日も開館してほしいと申してきましたが、
変わらず無料で土曜日にも開館してくれるのは本当にありがたいです。
ということで今回の取材も、事前に申し込んだ7月の土曜日特別開館日に行ってみることにしました。

 

 

入館

府中町の本社ロビーで予約している旨を伝えて入館証を受け取ります。
本社からミュージアムがある宇品工場の敷地までは構内の専用バスで移動します。
かつて日本最大の企業専用橋だった「東洋大橋」などを通過しますが、敷地内は一切撮影禁止なのでご注意ください。

 

仁保JCTの手前を横断するのが東洋大橋。

 

ミュージアムのエントランスを入りました。

 

エントランスを抜けてまず迎えてくれるのが、マツダ100周年特別仕様の2台。
私も100周年のMAZDA3に乗っていますが、直前までロードスターの100周年と悩みました。

 

エントランスを入ったエリアは上記のような新型車の展示に加え、ミュージアムショップ、セミナースペース、待合エリアが設けられています。

待合スペース。良さそうな家具が使われており、アロマディフューザーでいい香りのするオシャレな空間です。

 

 

 

 

マツダの歴史を10のチャプターで振り返るメイン展示スペース

ロビーから階段・EVを上がるとメインの展示スペースが始まります。

 

構内道路の上を横切るブリッジがあるのですが、ただならぬシックな雰囲気に一変しています。
マツダの歴史をたどるためのタイムトンネルをイメージしているそうです。

 

冒頭にも書いたとおり、創業100年の歴史が10のチャプターに分けて紹介されていまs.

 

 

天井や床面など、黒を基調としてクルマが映える内装に変わっています。
照明の色もコントロールされており、SKYACTIV以降のゾーンになるとより明るい白の演出に。

 

輝いたレースの歴史。

 

ピットガレージのような雰囲気に変わりました。

 

SKYACTIV以降のデザインへのこだわり。

 

 

 

世界に誇るマツダデザイン紹介ブース

展示エリアの後半には製造ラインの見学スペースが設定されています。
そこを抜けると最後のエリア、世界に誇るマツダデザイン。

 

楽しみにしていたエリアです。
最新の魂動デザインをフルで表現したコンセプトカーが並び、圧巻です。

 

これはMAZDA3のベースとなったコンセプトカー「魁 KAI」のクレイ(粘土)モデル。

コンセプトカーの実物が、昨年交通科学館に展示されました。

 

 

2015年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「RX-VISION」。

プレスラインを用いず面の抑揚で「艶」を表現する手法はMAZDA3ファストバックなどに反映されていったわけですが、
いつの日かまたロータリースポーツとして世に出てきてほしいですね。

 

2017年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「VISION COUPE」。

FRの美しいフォルムへのこだわりをより強める様になったのはこのクルマの登場あたりからですね。
今秋にはいよいよ、FRレイアウト、直列6気筒エンジンを採用したCX-60が市販されます。

 

これにてミュージアム見学は終了。

電動化ばかりが注目される時代ですが、内燃機関にこだわり電動車両と同等以上の環境性能を追求するマツダの姿勢は非常に面白いです。
シェア数パーセントであったとしても、こうした取り組み、デザイン、ブランディングに共感するユーザーに付加価値の高い商品を選んでもらうのが今のマツダのブランド戦略です。
例えて言うなら、電波ソーラーやスマートウォッチがこれだけ普及しても、機械式時計は高級腕時計として価値を保ち続けているのと同じようなものだと思っています。

ファンを増やすための「マツダブランド」発信の場として、本社併設のミュージアムが果たす役割は重要です。

今回のリニューアルから設けられた土曜日特別開館は、クルマファンとして一個人として非常に嬉しいですね。
しかも無料ですからね^^;
SNS上でも東日本の方から予約されて土曜日に来られている方も何名か見かけました。
国内販売第4位の大企業のミュージアムなので、単純な博物館としての価値も高く
広島市を観光で訪れるきっかけの一つにもなりえます。よく設定していただいたと思います。

今年の夏休みは感染対策を万全にして新しくなったミュージアムに行ってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、本当は実際に行ってみていただきたいところですが、
リニューアルと合わせて「オンラインミュージアム」というものも公式HP上に設けられました。

最後の紹介となりましたが、この映像技術が凄いので一度見てほしい。

【MAZDA】マツダオンラインミュージアム

 

通して1カットのようにも見えるこの映像は。ジンバルで撮っているのかドローンで撮っているのか。
編集にも脱帽です。
こんな仕事がしたいです…。

3 comments

  1. みみずく Reply

    ロードスターは日本の誇りですね。実用性を重視すると難しいですが、いつか乗りたい車です。

    今のマツダデザインも素敵です。
    昔はポルシェに似せた2代目RX-7やメルセデスに似せたルーチェなど、ちょっと恥ずかしい手法が目立ちました。それを変革してマツダブランドを高める動きは、フォードから派遣された社長の時期からだったでしょうか。リストラだけが得意の“プロ経営者”ではなかったんでしょうね。

    これから展開されるラージ商品群が成功し、マツダブランドがさらに高まることを期待します。

  2. 永遠の寿人 Reply

    ミュージアム是非行って見たいのですが、自家用車での入場は出来ないのですね…自動車メーカーなのに残念です。

  3. 広島リボーン Reply

    マツダ関連の企業に勤めてますが 社内に入る為のチェックはかなり厳しいですよ。昔 事件があったので。中々 一般の人は社内に入る事は無いでしょうが 工場内に沢山の信号器や川を跨ぐ橋やバスが走ってますから そういう面でも マツダは世界に誇る 広島の大企業であり誇りです。

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