広島電鉄は、2021年1月末に閉館した広島市南区大須賀町の「ホテルニューヒロデン」の解体工事を進めています。
解体後の跡地は半分を三菱地所レジデンスに売却し、広電と共同でマンションを建設することが明らかにされています。
2022年11月までに解体を終える予定で、2社は並行してマンションの規模や建設スケジュールなどを検討します。
前回の状況です。
広島電鉄は、2021年1月末に閉館した広島市南区大須賀町の「ホテルニューヒロデン」の解体工事を進めています。
解体後の跡地は半分を三菱地所レジデンスに売却し、広電と共同でマンショ
【広島電鉄】:中期経営計画
- 2022年5月12日 広電グループ経営総合3ヵ年計画2022の見直し(PDF, 約3.2MB)
城北通り上、南側から眺めた状況です。
ここに60mクラスの建物が現れます。
解体されて見通せるようになった画像右奥の二葉の里には、同じく60mクラスの「ザ・レジデンス二葉の里」(鉄建建設、マリモ、三菱地所レジデンスの3社共同、126戸)が確認できます。
広島駅北口前から西側にかけて広がる「二葉の里地区」では、
区画整理の後、再開発された元の国有地以外にも開発の動きが波及しています。
北口駅前広場から徒歩約7分の鉄建建設広島
現地の仮囲いに、建築計画のお知らせが掲出されました。
名称 ★ | (仮称)広島市南区大須賀町プロジェクト 分譲マンション新築工事 |
高さ ★ | 最高高さ:63.00m 高 さ:59.98m 軒 高:59.93m |
階数 ★ | 地上19階 |
構造 ★ | 鉄筋コンクリート造 |
用途 ★ | 共同住宅 |
住戸数 ★ | 122戸 |
敷地面積 ★ | 1,341.62平方メートル |
建築面積 ★ | 746.74平方メートル |
延床面積 ★ | 10,120.84平方メートル |
着工予定 ★ | 2023年10月1日 |
竣工予定 ★ | 2026年1月31日 |
建築主 ★ | 広島電鉄株式会社 三菱地所レジデンス株式会社 |
設計・監理 ★ | 夢工房建築設計室 |
施工 ★ | 未定 |
★:現地看板、◆:公式HP
(最新の情報を採用)
最高高さは63mと同クラスの他のビルに比べるとやや高めです。
ただし階数は19階建てで、広電の資料のパースを数えて把握していた20階建てではありませんでした。
とは言え戸数は122戸を供給。1フロア3艇取ったとして、当初のパースだけだと60戸くらいのボリュームに思われましたが、
倍以上の戸数ということはL字型で実質2棟立っているような構造になるかもしれません。
城北通りと線路側から、それぞれ広島駅方面を見た様子です。
ホテルニューヒロデン跡地における
広島電鉄と三菱地所レジデンスによるタワーマンションは
2023年10月の着工予定、2026年1月の完成予定です。