（仮称）アパホテル＆リゾート〈広島駅前タワー〉新築工事 2023.01（Vol.2）

ホテルチェーン大手のアパグループは、広島駅南口に地上30階、約600室のホテルを建設する計画を公表しました。
「（仮称）アパホテル＆リゾート〈広島駅前タワー〉」とリリースされており、計画されているものも含め、広島市では4棟目の「アパホテル」となります。（4棟いずれも広島駅周辺）

ホテルを建設するのは、かつて「いづみ広島駅前店」として人を集めたビルで、
2021年9月までは「フタバ図書GIGA広島駅前店」が営業していた広島産業センタービル。
広島市の調査で、震度6強以上で「倒壊または崩壊する危険性が高い」ビルとされていました。

ホテルは、2026年3月の開業を目指します。

前回の状況です。

ホテルチェーン大手のアパグループは、広島駅南口に地上30階、約600室のホテルを建設する計画を公表しました。「（仮称）アパホテル＆リゾート〈広島駅前タワー〉」とリリースされてお

2022-09-14 12:00

（仮称）アパホテル＆リゾート〈広島駅前タワー〉完成イメージ（上記公式HPより）

◆：公式HPより

アパグループは、広島駅南口に30階のホテルを建設する予定であることが中国新聞により明らかになりました。建設地は2021年9月末に閉店した旧フタバ図書跡地。十分な耐震強度を有

2022-08-05 07:50

5日の中国新聞の報道により、広島駅南口の旧フタバ図書跡地に、地上30階のアパホテルが建設されることが判明しました。その後、アパグループがニュースリリースを更新して正式に

2022-08-06 18:00

駅前の交差点から。

新駅ビル東側工区の躯体が組み上がっています。
最上部まで到達しているので、地上30階のアパホテルはこの奥に見えてくることになります。
イメージパースはあくまでイメージで、ホテル低層部の外観はほとんど目立たないことが実感できますね。

駅前広場を進み、EKI CITY HIROSHIMAの手前まで移動してようやく敷地を見ることができます。

このとおり、建物全体に解体工事用の足場が設置され始めました。
いよいよ本格化しますね。

晩年は「フタバ図書」でしたが、1967年の建築当初は「いづみ広島駅前店」として開業し長らく愛されてきました。
このビルの再開発により、広島駅南口と接している建物はすべて平成・令和の建物になります。
長らく開発が進まず寂れた印象だった広島駅エリアが、本当の意味で新しい時代に切り替わります。

振り返ると、信じられない大きさの駅ビルが飛び込んできます。

2023年1月から、PCカーテンウォールの外壁取り付けが始まりました。
駅ビル内に設けられる歩行者通路から画像左側のEKI CITY HIROSHIMAにペデストリアンデッキが繋がるほか、画像右奥、アパホテルの西側に地上に降りる階段も設けられます。

JR広島駅南口再整備 2023.01（Vol.56）＜新駅ビル編＞

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が進めている、広島駅南口広場の再整備について、 9月3日、広島市は南口広場のレイアウト案を公開しました。これにより、路面電車の高架化によ

2020-09-06 19:23

EKI CITY HIROSHIMAのデッキから。

現ビルの規模ですらビルの谷間になっていますが、ここに地上30階が建てば流石に圧迫感は感じそうです。

そのまま東へ進み、愛宕陸橋から。

グレーの防音シートが被せられ新駅ビルと同化しかけています。
新駅ビルの物量感がそもそもとんでもないです。線路側では低い部分が解体予定の旧産業センタービル北側に回り込んでいて、
こんなところによく30階のタワーを建てられるものだと感心します。

回り込んでいるこの低い部分は駅ビルの一部です。

アパグループにより今後建てられるホテルは下記の3棟です。