住友不動産と大和ハウス工業は、広島駅北口の二葉の里地区でそれぞれ複合ビルを建設します。
対象地は、「二葉の里2街区」(広島駅新幹線口地区計画「C-1(2)地区」)。
流通大手イズミの本社北側および西側にあたります。
大和ハウス工業は地上10階のオフィスビルを計画しており、2025年11月の完成予定。
住友不動産は地上34階建て、マンションや温浴施設、レストラン、ホテル等で構成する複合タワを、2027年の完成を目指し工事を始める予定です。
2013年に一般競争入札により国からイケア・ジャパンに売却されていましたが、
その後出店の動きは無く2021年に現在の所有者に手放されていました。
計画の概要
再開発施設概要
施設概要 | スケジュール | |
大和ハウス工業 | ・最高高さ51.3m、地上10階のオフィスビル ・1階は商業施設に |
・2024年1月着工 2025年11月完成予定 |
住友不動産 | ・最高高さ128.5m、地上33階・塔屋1階の複合施設 ・マンション、温浴施設、レストラン、ホテル、オフィス等で構成 |
・2024年着工 2027年完成予定 |
(2022年8月、管理人作成)
イメージパース
(広島市:都市計画(地区計画)の原案の縦覧について『参考図(施設建築物計画図1) [PDFファイル/5.39MB]』より)
工事が始まっている大和ハウスオフィス等
東側、広島駅方面から二葉通りを進みます。
イズミ本社ビル(ゆめマート二葉の里)の西側に予定されているのが、大和ハウス工業によるオフィス棟です。
現地はすでに仮囲いで覆われています。
イメージ図と合わせてみました。
イメージパース
(広島市:都市計画(地区計画)の原案の縦覧について『参考図(施設建築物計画図2-1) [PDFファイル/23.66MB]』より)
敷地南西まで進み、振り返りました。
この日は休日だったため稼働していませんが、大型のクローラークレーンが2基搬入されており、
平日は基礎工事が行われています。
敷地内に確認できた、外壁のモックアップです。
イメージパース通り、コンクリートむき出しの庇が特徴の外観となりそうです。
着工を待つ住友不動産複合タワー
イズミ本社ビルの北側では、住友不動産により地上34階の複合タワーが建設されます。
まだコインパーキングは閉鎖されることはなく、着工を待つ段階でした。
大和ハウス工業によるオフィスビルはすでに着工しており、2025年11月の完成予定。
住友不動産による複合タワーは2027年の完成予定です。